阪急1010系、1100系、1200系、1300系
 阪急の1010系、1100系は1956(昭和31)年に登場した高性能車両で、1010系が神戸線用、1100系が宝塚線用となっています。一部の車両は冷房化改造が実施され、長らく活躍しましたが1989(平成元)年に全車引退。一部は能勢電鉄に譲渡されましたが、これも現在は引退しています。
 1200系は、やはり1956(昭和31)年に登場した宝塚専用の車両ですが、こちらは吊り掛け駆動の旧性能車両。1983(昭和58)年に全車引退しています。
 1300系は1957(昭和32)年に登場した高性能車両。当初は2ドアの車両で特急・急行運用で活躍しましたが、優等列車からの運用離脱後に3ドアに改造され、千里線、嵐山線に転用され、1987(昭和62)年に全車引退しています。
(写真:仁川駅/撮影:透様 1978年8月13日)
 阪急1010系、1100系、1200系、1300系懐かしの姿

冷房化改造された頃の1100系
(写真:仁川駅/撮影:透様 1978年8月13日)

1200系。外観は1100系などと大差は無い。
(写真:門戸厄神〜甲東園/撮影:透様 1980年10月4日)

1300系が快走!
(写真:崇禅寺〜南方/撮影:透様 1980年10月5日)