広島電鉄1070形
 いまや完全に路面電車の延長線となっている広島電鉄の宮島線ですが、元々は通常の鉄道車両が走行していました。写真の1070形もその中の1つで、阪急宝塚線の500形を1967年12月に譲り受けたもの(計8両が広島電鉄へ譲渡)。ちなみに、阪急500形は1938年製の木造車両で2両編成。戦後、鋼体化され、併せて台車や電装品などが交換されています。
(写真:宮島口駅/撮影:透様 1977年10月17日)