東急世田谷線旧型車両 Tokyu Setagaya Line Old Trains
 今やすっかり現代的な車両が走るようになった東急世田谷線(三軒茶屋〜下高井戸)ですが、2002年までは緑色一色の旧型車両達が活躍し、東京都心でありながらノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。その車両は、細かく見ると色々とバリエーションがあり、その違いを見るのも楽しいもの。写真上は1942(昭和17)年から1946(昭和21)年にかけて製造されたデハ70形。1978(昭和53)年に車体の更新が行われています。
(写真:山下駅/撮影:ムスタファ)
 東急世田谷線、懐かしの姿

1950(昭和25)年〜1953(昭和28)年にかけて製造された80形。世田谷線のほか、玉電で活躍。
一部は戦前の車両からの改造で、さらに江ノ電600形となり、江ノ電から引退後は、宮の坂駅横で保存。
(写真:山下駅/撮影:ムスタファ)

1964(昭和39)年に登場した150形。側面のコルゲートと呼ばれる波型の鋼板が特徴。
これは、軽量化を図りつつ、側面を強化する狙いがありました。
(写真:山下駅/撮影:ムスタファ)