日立電鉄(常北太田〜鮎川)


大甕駅に停車中の2000系。廃止時点では営団地下鉄銀座線の車両で運転されていた。
(撮影日:2004年11月6日/撮影:デューク ※以下、特記を除きすべて)

▼データ

路線距離:18.1km
電化:全線(直流600V)
軌間:1067mm
複線区間:なし
備考:1928(昭和3)年12月27日に常北電気鉄道が大甕駅〜久慈駅(→久慈浜駅)間を開業させ、翌年7月には常北太田まで開通した。1944(昭和19)年に日立製作所傘下の日立バスなどと合併し現在の日立電鉄になった。そして、1947(昭和22)年に大甕駅〜鮎川駅間が開業し、全通した。その後、利用者の減少から1996(平成8)年に全列車がワンマン化されるなど、経費削減の取り組みが行われたが、2015(平成17)年4月1日付で大甕駅〜常北太田駅間および大甕駅〜鮎川駅間が廃止となり、鉄道事業は終焉を迎えた。
 ただし、2013(平成25)年3月25日から廃線跡の一部をバス専用道化して日立電鉄交通サービス(現在は合併により茨城交通)によるBRTの運行が開始。2019(平成31)年4月1日には第2期工事の完了に伴い、旧久慈浜駅(南部図書館)から旧河原子駅までがBRT専用道路に転用され好評を博している。

▼鉄道風景



常北太田駅

常北太田駅は2面3線と側線1本を有していた。


小沢駅は1面1線。


常陸岡田駅は相対式ホーム2面2線を有していた。

常陸岡田駅前の様子


川中子駅は片面ホーム1面1線。

川中子駅前の様子

川中子駅付近を行く3000形。3025編成は2003(平成15)年から橙とクリームの旧型電車塗装となっていた。


大橋駅は相対式ホーム2面2線で、常北太田方面は一線スルーの構造。

大橋駅前の様子。

大橋駅〜茂宮間を走行する2000形。


茂宮駅(もみやえき)は単式ホーム1面1線。カーブ上に設置されている。


南高野駅は単式ホーム1面1線。


久慈浜駅は駅舎を有しており、車両区・電気区・保線区・変電所が併設された日立電鉄の拠点。現在は日立市立南部図書館が建設されたほか、日立電鉄廃線跡を転用した「ひたちBRT」が走行する。


久慈浜駅は島式ホーム1面2線と複数の側線を有していた。

久慈浜駅前の様子


JR常磐線と接続していた大甕駅。写真は当時の駅舎で、2016(平成28)年2月5日まで使用された。


3・4番線が日立電鉄。ホーム上で改札を行っていた。この場所は現在、JR大甕駅西口及び駅前広場、ひたちBRT乗り場が整備され、周辺を含めて風景が激変している。


水木駅。現在は、ひたちBRTの駅となっている。

水木駅は1面2線。

水木駅前の様子


大沼駅

大沼駅は相対式ホーム2面2線

大沼駅前の様子


築堤上にある河原子駅(かわらごえき)。

河原子駅は1面1線。

河原子駅前の様子。


桜川駅。デザインは大沼駅とよく似ている。

桜川駅は相対式ホーム2面2線。

桜川駅前の様子


終点の鮎川駅。


鮎川駅は1面2線のほか、留置線を有する。

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