高岡駅(JR西日本・あいの風とやま鉄道・万葉線)



▼開業年月日

1898(明治31)年1月2日

▼所在地

富山県高岡市下関町6−1

▼駅構造

橋上駅(JR・あいの風とやま鉄道),地上駅(万葉線)

▼主な利用可能路線

あいの風とやま鉄道線、氷見線、城端線
路面電車(万葉線)

▼メモ

 高岡市の中心駅で、城端線・氷見線の始発駅。駅の古城公園口(旧北口)からは路面電車の万葉線も発着する。

 2011(平成23)年8月28日に橋上駅舎が完成し、瑞龍寺口(旧南口)が一新。続いて、古城公園口(旧北口)の改築工事が開始され、長らく親しまれた高岡ステーションデパート(下写真)が解体され、2014(平成26)年3月29日に高岡駅ステーションビル「Curun TAKAOKA」がオープン。同時に万葉線の高岡駅前停留場がビル1階へ移転し、高岡駅(たかおかえき)停留場に改められた。

 2015(平成27)年3月14日改正からは、北陸新幹線の金沢開業に伴う在来線の経営分離に伴い、北陸本線は「あいの風とやま鉄道線」となった。これに伴い、特急「はくたか」「サンダーバード」「しらさぎ」「北越」などの優等列車が発着しなくなった。

 なお、旧駅舎は戦後に国鉄の他に地元が建設に協力したもので、代わりに駅構内に商業施設が入っている「民衆駅」と呼ばれるもののひとつ。昭和の戦後復興を象徴する貴重なひとつではあるが、暗い印象で前時代的なものであることは否めなかった。
 (解説:ロクマルサン&裏辺金好。撮影は特記以外、裏辺金好)

▼駅とその周辺の様子


長らく使用されてきた古城公園口(旧北口)と高岡ステーションデパート


移転前の万葉線のホーム。


瑞龍寺口。左手は橋上駅舎、右手は南北自由通路「万葉ロード」


改築後の高岡駅前の様子


新装なった駅前広場に万葉線のドラえもん電車が入線


新装なった万葉線の高岡駅


南北自由通路「万葉ロード」


南北自由通路「万葉ロード」と改札口周辺


JR高岡駅改札内の様子。北陸線の表示は新幹線開業前により見納め。


高岡駅改築後は万葉線と北陸本線(→あいの風とやま鉄道)や氷見線の車両が顔を合わせるようになった。


高岡駅に入線する、あいの風とやま鉄道の521系。


高岡駅に停車中の、IRいしかわ鉄道の521系。


高岡駅に入線する485系特急「北越」。


683系特急「サンダーバード」と413系+475系による普通列車。駅舎は改築後の様子。


485系ボンネット型による特急「雷鳥」(2003年9月の「さよなら運転」/撮影:裏辺金好)


485系による特急「しらさぎ」


489系による特急「はくたか」(撮影:与太郎)


ハットリくんラッピングをまとった氷見線のキハ40形。


万葉線が誇る超低床車両(LRV)「アイトラム」。


街のシンボル、高岡大仏。銅器で有名な高岡らしく、銅で造られている。

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