さて、このデハ5001は1954年に登場し、1993年に廃車となってから東急車輛が保管し、往時の姿に復元したもの。そこまでしておきながら、一般公開はまったく行わないまま歳月が流れたわけですが、突如として車体を18mから11mに縮小し、足回りを取っ払って渋谷区に寄贈したようです。どうやら、渋谷区が民間交番などに使う予定で、シンボルとして選んだそうですが、計画は上手くいかず、今のところ活用策は宙ぶらりん状態。 車両の保存には余り熱心でない東急(東急車輛)からデハ5001が救われたと見るべきか、よりにもよって渋谷駅前という危険な場所で最悪の形で保存されたと見るべきかは難しいところですが、多くの人の注目を集めていることは間違いないようで、工場の奥にしまわれているよりはいいのかもしれません。しかし、車体を切断することは・・・ブツブツ。実物を使う必要はない気もするんだけど。まあ、東武がデラックスロマンスカーを切断して保存している例もありますし、名鉄にいたっては車両を保存しませんから・・・。ネット上で騒然となっているほど、私は問題じゃないとは思いますけどね。 (写真&解説:裏辺金好)
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