○2010年新春企画「上毛電鉄イベント」開催
 2010年(平成22)年1月3日、上毛電鉄にて2010年新春企画と銘打った「上毛電鉄イベント」が開催されました。実質的に動態保存車として活躍する古豪デハ101が中央前橋〜西桐生を1往復した後、中央前橋〜大胡まで折り返したほか、大胡列車区にでデハ101、デキ3021+テ241、デハ104、700型717F(ミントグリーン色)の展示が行われました。
 注目は東急から移籍したデキ3021の構内運転、そして東武鉄道の鉄製有蓋貨車テ241の展示でした。テ241は1928(昭和3)年製造の貴重な貨車の生き残りで、東武博物館の花上館長の仲介により、昨年12月22日に運ばれたものです。
 (解説&撮影:裏辺金好)

中央前橋駅へ向かうデハ101。(大胡駅)
中央前橋駅から折り返し、大胡駅に向かう。(片貝〜上泉)
新たに加わったデキ3021+テ241を中心に、デハ101、デハ104と並べた撮影会。
700型717F(ミントグリーン色)も展示されました。
こちらがテ241。
デキ3021+テ241の構内運転。昭和初期の貨物列車を再現したものとも言えます。
鉄道模型の運転も行われました。なぜか名鉄7000系パノラマカーがいるなと思えば・・・。
会場は名鉄の鉄道部品だらけ。名鉄の写真も多数展示されていました。
なぜか名古屋ゆかりの381系、485系の方向幕も。・・・群馬県の鉄道会社だったと思うんですけど、ここ(笑)。