619.旧津山扇形機関車庫にキハ33、キハ52形が搬入
 2010(平成22)年3月27日に2010年の「旧津山扇形機関車庫と懐かしの鉄道展示室」の一般公開が始まりました。今年の目玉は、先頃、大糸線での運用を終了したキハ52−115と山陰本線での運用を離脱していた50系客車からの改造気動車であるキハ33−1001が追加展示されることです。
 この日はキハ52を機関車庫内に搬入する風景も見学できるとのことで多くの見学者が訪れ、津山運輸センター職員の皆様のご厚意もあり、非常に気持ちの良いイベントでありました。
 (解説&撮影:ひょん君)

地元の「みまさかローカル鉄道観光実行委員会」が制作された津山扇形機関車庫のジオラマが、この日の一般公開開始に先立って公開されました。
キハ52−115は搬入に備えてキハ40−2036と連結されてスタンバイ 。
キハ40−2036に推進されて転車台へ乗ります。
9番に入庫させるべく方向転換中。
ワイヤに引っ張って搬入するようです。つまり既に自走できない状態ということらしいです。ここでトラブル発生。ブレーキのエアが抜けていなかったために搬入出来ないとのこと。
ようやく搬入開始。なんと人力で押して行きます。意外と動かせるものなんですねえ。周りの皆さんも妙に感心しておられました。
車止めにぶつからないように慎重に調整しながら漸く搬入完了!
ここのメイン展示物DE50−1。化粧直しを施され美しい状態です。
同時に公開されたキハ33−1001。行き先表示は「試運転」。
予定外の出来事らしいのですが、キハ120が転線のために転車台に乗りました。
キハ28と58。最初は「回送」だったのに「修学旅行」と「急行」に変わってました。
今回搬入された2両が仲良く並ぶ。キハ33の表示は「那岐」、キハ52は最終運行のまま。
津山運輸センターの皆さんのご厚意で20、21日に運転された「おかやまB級グルメフェスタ号」のヘッドマークを付けていただきました。