○400系新幹線「つばさ」、ラストラン
 2010(平成22)年4月18日、日本初のミニ新幹線用車両として活躍してきた400系新幹線が最後の営業運転を行いました。その最終日の模様をご紹介します。
 (解説&撮影:荻の浜様 禁転載)

400系が山形駅に入線。2番線ホームではセレモニーが開かれていました。
記念グッズは飛ぶように売れていましたが、私もなんとか手に入れることができました。詳細は後ほど。
各駅では横断幕が広げられ、だいたい「いってらっしゃい、さよなら400系つばさ18号 東京への旅」と書いてあり、細かい内容は各駅で異なるようでした。
400系の最大の魅力はこの大きな窓。他の新幹線にはない、開放感あふれる空間で、通路側からの車窓の撮影も比較的容易でした。
東北新幹線の高架が見えてくると、まもなく福島に到着です。遠くに見える桜は400系をどう見たでしょうか…。
福島駅で下車し、発車を見送ります。注目すべきは、かなりの方が黄色い線の内側で撮影していることですね。
さて、記念グッズの紹介です。まずは乗車証明書です。表面には旧塗装・正面の姿が。
裏面には400系からのメッセージ。ジーンと来ます(泣)
続いてサボです。
こちらには2種類あって、私は金欠ゆえ一種類しか買うことはできませんでした。

表面は「つばさ 山形・新庄」という表記。JR東日本の新幹線で幕を装備していたのは400系が最後でした。「1992年7月1日〜」としか書かれていないのは、やむを得ない場合に運用に入れる可能性があるためだからかと思われます。

裏面は新塗装の400系。なかなか凝っています。
記念のキーホルダーは「さよなら400系」。裏には「JR東日本 仙台支社」とだけかかれた簡素なもの。こちらにもイラストが欲しかったところですが…。
普通に売られていたと思われる、400系の下敷きです。奇しくも値段は400円でした。