732.烏山線のキハ40形に、国鉄一般色(ツートン色)が登場
 2010(平成22)年12月24日から、烏山線で運用される宇都宮運転所所属のキハ40 1003が国鉄気動車一般色に塗装されて運用入りしました。当日は宇都宮始発の普通335Dから運用に入っています。

 これは1923年(大正12年)4月15日に烏山線が宝積寺〜烏山間で開業してから2011年で88周年となることを記念したもので、1980年(昭和54年)まで運転されていた車両(注:キハ10系と思われる)の塗装である国鉄気動車一般色を再現した塗装となっています。なお、2011年4月には2両目の登場も予定されています。
(解説&撮影:Akku)


(写真:烏山線 宝積寺〜下野花岡)

 なお、キハ40系は、登場時より朱色一色のいわゆる首都圏色(タラコ色)で登場したため、この塗装を身に纏うのは初めてとなります。但し、キハ40系に類似の車体を持つキハ58系改造の郵便荷物車キユニ28の初期の車両はこの塗装で登場していますので、この形態がかつて全く無かったわけではありません。