○紀州鉄道で「キハ603リバイバルカラー展示会」開催
 2012(平成24)年9月1日と2日、紀州鉄道紀伊御坊車両検修区に保存されているキハ603を、御坊臨港鉄道時代の塗装に復刻した展示会が実施されました。
 駅の張り紙によればキハ603は入線時から旧大分交通時代のクリーム色と緑色のツートンカラーのままで、この「赤さび色」をまとっていた御坊臨港鉄道時代の塗装だったことは無いとのことでしたが、それでもしっかり保存されているというのは喜ばしい限り。
 なお、この赤さび色塗装はこの2日間だけで、今後は元の大分交通色に戻して保存されるとのことです。
(撮影&解説:リン)

西御坊側は腰部に増設されていたヘッドライトが撤去され、テールライトが復元されています。前面窓のアルミサッシはそのままでしたが、黒ゴムっぽく塗られており遠目には違和感を感じない仕上がりとなっています。
現役の紀州鉄道車両と共に。