○221系リニューアル車登場&201系行先表示器がLED化
 2013(平成25)年1月11日より、JR西日本の221系リニューアル編成第1弾となる吹田総合車両所京都支所所属のK12編成が、山陰本線(嵯峨野線)で営業運転を開始しました。また昨年12月より、JR西日本所属の201系に対して行先表示器のLED化が進められています。その両方の模様を御紹介します。

外観面では前面にLEDによる行先表示器が追加されたほか、スカートの交換が目立つ。なお、車内は次駅案内表示器の新設、バリアフリー対応トイレの設置、車椅子スペースの新設、握り棒・吊り手を視認しやすい色・握りやすい形状への変更が行われている。

(写真:嵯峨野線 保津峡駅/撮影:国鉄車両好)
201系の行先表示器のLED化。前面は日本語表記のみとなり、英語は省略。さらに(新車でさえ導入しないので)フルカラーLEDを導入するはずも無く、オレンジ色の車体にオレンジ色の表示という、見事な退化に成功した。

(写真:大阪環状線 桃谷駅/撮影:国鉄車両好)
桜島線(JRゆめ咲線)直通運用時の表示は、驚きの4段表記。さすがに「JRゆめ咲線直通」の英訳までは盛り込めなかったので、華麗に省略となった。

(写真:大阪環状線 大阪駅/撮影:裏辺金好)
方向幕の場合はこの表示だった。どちらが見やすいかは一目瞭然。

(写真:大阪環状線 大阪駅/撮影:裏辺金好)
関西本線(大和路線)の201系もLED化が進行。

(写真:関西本線 新今宮駅/撮影:裏辺金好)