都営三田線用6500形6501Fが甲種輸送される

 2020(令和2)年10月31日から11月2日にかけて、都営三田線用の新型車両6500形6501Fが製造元の近畿車輛から甲種輸送されました。吹田(タ)まではDE10-1571、以後はEF65 2096号機が牽引しています。
 なお、6500形は従来の6300形置き換えのために投入される車両で、6両編成から8両編成に増強。システム面では都営地下鉄では初となる走行中の車両各装置の動作情報を車両基地に伝送できる車両情報管理装置を搭載したほか、SiC素子を使用したVVVFインバータ制御を採用。「人にやさしい車両」として車いすやベビーカー、大きな手荷物を持った人の利便性を高めるべく、全車両にフリースペースを設置したほか、座席幅の拡大、袖仕切りの大型化、車内Wi-Fiサービス、全車両への防犯カメラ設置などが特徴です。
 6501Fによる試験調整等を行った後、2022(令和4)年度から量産車両が投入され、全13編成が登場する予定です。写真は東海道本線の辻堂〜藤沢間にて。
(解説&撮影:裏辺金好)




8号車である6501−8


7号車である6501−7

6号車である6501−6

5号車である6501−5

4号車である6501−4

3号車である6501−3

2号車である6501−2

1号車である6501−1

あおなみ線1000形のようにスッキリとしたデザインですね。

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