北海道帯広市〜愛国駅から幸福駅へ〜
  Obihiro City , Hokkaido Prefecture

 1987(昭和62)年に路線ごと廃止となったものの、現在も多くの観光客が訪れる、旧国鉄広尾線の愛国駅と、そこから2駅先の幸福駅。「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった縁起の良い駅名で、1973(昭和48)年、NHKの紀行番組『新日本紀行』で『幸福への旅 〜帯広〜』として紹介されて知名度が急上昇し、愛国駅とセットで「愛国から幸福」と切符が爆発的に売れるようになりました。

 ・・・もっとも、現実に訪れる人は車やバスを使うことも多かったようで、広尾線の経営は悪化の一途をたどり、前述の通り1987年に同線は廃止になりました。現在、愛国駅は交通記念館として、蒸気機関車9600形(19671号)を保存。

 一方、幸福駅は木造の駅舎が当時のまま保存され、現在は「鉄道公園」として、同線でも使われたキハ22形ディーゼルカーを2両保存し、現在でも縁起の良いスポットとして多くの観光客が訪れています。
(解説:裏辺金好/撮影:デューク *特記を除く)
 ▼MAP

▼アクセス
帯広駅バスターミナルより
十勝バス「広尾」行きなど


▼関連サイト
帯広観光コンベンション協会

幸福駅
 小さな木造駅舎ながらも、多くの人でにぎわう幸福駅。色々なものが貼られまくっていますが、これも昔からの光景。

キハ22 238
 幸福駅には、まるで現役さながらに、キハ22 221と、キハ22 238の2両のディーゼルカー(気動車)が静態保存。
2007(平成19)年のGW前に、「帯広塗装協同組合」がボランティアで、10年ぶりとなる再塗装を実施。
美しさを取り戻しています。(*2007年撮影)

キハ22 221
もう1両のキハ22形。こちらは2012年7月撮影。多少色あせ、錆が見えるものの美麗な状態のまま。
(撮影:裏辺金好)

キハ22 221(車内 *撮影:裏辺金好)

幸福駅の風景
ディーゼルカーのほか、除雪モーターカーも保存されている。(*撮影:裏辺金好)

愛国駅
 国鉄末期に建てかえられた愛国駅は、幸福駅とはまた違った雰囲気。

蒸気機関車9600形
 愛国駅ではSL19671号が保存、こちらも美しい状態を保っているのが嬉しい限り。

愛国駅前 (撮影:裏辺金好)