北海道帯広市〜愛国駅から幸福駅へ〜
  Obihiro City , Hokkaido Prefecture

▼MAP

▼アクセス
帯広駅バスターミナルより
十勝バス「広尾」「中札内」「大正」行き

▼関連サイト
帯広観光コンベンション協会
帯広市役所「幸福駅のホームページ」
 1987(昭和62)年に路線ごと廃止となったものの、現在も多くの観光客が訪れる、北海道帯広市内の旧国鉄広尾線、愛国駅と、2つ先の幸福駅。「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった縁起の良い駅名で、1973(昭和48)年、NHKの紀行番組『新日本紀行』で『幸福への旅 〜帯広〜』として紹介されて知名度が急上昇し、愛国駅とセットで「愛国から幸福」と切符が爆発的に売れるようになりました。

 ・・・もっとも、現実に訪れる人は車やバスを使うことも多かったようで、広尾線の経営は悪化の一途をたどり、前述の通り1987年に同線は廃止になりました。現在、愛国駅は交通記念館として、蒸気機関車9600形(19671号)を保存。また、駅前には愛国郷土記念館が建設され、昔なつかしの農耕具を展示しています。

 一方、幸福駅は木造の駅舎が当時のまま保存され、現在は「鉄道公園」として、同線でも使われたキハ22形ディーゼルカーを2両保存しています。ちなみに、両駅とも駅近くに神社があり、愛国神社、幸福神社と、これまた縁起のいい名前です。ちなみに、愛国も幸福も、きちんとした地名の由来がありますので、Wikipedia等でぜひ調べてみてください。
(本文:裏辺金好/写真撮影:デューク)
幸福駅
 小さな木造駅舎ながらも、多くの人でにぎわう幸福駅。色々なものが貼られまくっていますが、これも昔からの光景。
キハ22
 幸福駅には、まるで現役さながらに、キハ22 221と、キハ22 238の2両のディーゼルカー(気動車)が静態保存されています。2007(平成19)年のGW前に、「帯広塗装協同組合」がボランティアで、10年ぶりとなる再塗装を実施。美しさを取り戻しています。
愛国駅
 国鉄末期に建てかえられた愛国駅は、幸福駅とはまた違った雰囲気。
蒸気機関車9600形
 愛国駅ではSL19671号が保存、こちらも美しい状態を保っているのが嬉しい限り。
風景
 愛国駅から幸福駅へ向かう途中の国道から。駅名が面白いだけでなく、風景が素晴らしいことも、人気を集める理由の1つでしょう。