旧米子市庁舎(山陰歴史館)〜鳥取県米子市〜


 米子市で米子城の資料や目久美遺跡の出土品、近代の生活用具などを展示する山陰歴史館。元々は1930(昭和5)年に佐藤功一、増戸憲雄の設計で建てられた米子市庁舎で、米子市指定有形文化財です。鉄筋コンクリート3階建てで、外壁は赤レンガ色タイル張りです。
 なお、山陰歴史館は1901(明治34)年に郷土史家の足立正が、自らが収集した考古資料を自宅の一室に陳列公開したのが始まり。1940(昭和15)年に米子市が彼の資料の展示をはじめ、1984(昭和59)年に旧米子市庁舎を転用し、山陰歴史館としました。
(撮影:裏辺金好)

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