嘉手納基地〜沖縄県嘉手納町〜
  Kadena Airfield in Kadena Town , Okinawa Prefecture

▼MAP

▼アクセス(道の駅かでな)
バスは那覇より嘉手納バス停で乗り継ぐ必要あり(嘉手納運動公園入口で下車)。嘉手納バス停までは本数が多いので、途中でタクシー乗換えが便利。
関連サイト
道の駅かでな
北谷町観光協会「砂辺馬場公園」
 嘉手納基地(嘉手納飛行場)は、約19.95kuという、羽田空港の約2倍の面積に、3689mの滑走路2本を有する極東最大の空軍基地で、中頭郡嘉手納町のほか、沖縄市、中頭郡北谷町にまたがっています。飛行場機能のほか、居住地区には、基地司令部、管制塔、ターミナルビル、格納庫、兵舎、住宅、幼稚園〜高校、教会、カミサリー(スーパーマーケットのようなもの)、劇場、銀行、ゴルフ場・・・と、様々な施設が存在しており、軍人以外にも9000人以上の家族が生活し、1つの町を形成しています。

 さて、嘉手納飛行場は元をただせば、戦争の真っ最中である1944(昭和19)年9月に、日本軍の「中飛行場」として完成したもので、沖縄に上陸したアメリカ海兵隊が真っ先に占領。全長2250mの滑走路を完成させ、大型爆撃機であるB−26、B−29の主力基地となりました。さらに、戦後は朝鮮戦争勃発により、1967(昭和42)年には滑走路を4000m級2本に強化し、現在に至ります。

 嘉手納飛行場を間近で見るには、「道の駅かでな」の屋上と、道路を隔てて向かい側の安保の丘がお勧めです。また、嘉手納飛行場を離発着する飛行機を撮影するには、北谷町の砂辺馬場公園もお勧めです。ひっきりなしに飛び交う飛行機による騒音と安全性、その一方で嘉手納基地があることによる極東の軍事バランス、さらには膨大な人が基地に関わることによる、沖縄経済への貢献等を考えますと、非常に複雑な思いになります。


嘉手納町における嘉手納飛行場の位置(模型)

道の駅かでな
屋上は軍用機撮影の人気スポット。日本のみならず、周辺国からも軍事ファンが集結しています。


安保の丘


KC−135Rと、奥にいるアラスカ基地所属のC−17







「道の駅かでな」にて
沖縄県営鉄道嘉手納駅に関する展示もあり、貴重な写真が見られました。

砂辺馬場公園
オマケで北谷町の砂辺馬場公園をご紹介。砂が綺麗で、この風景を見るだけでも一見の価値あり。

砂辺馬場公園
上空を米軍機が次々と通過。地元の人にはえらい騒音ですが、撮影に限って言えばネタに事欠きません。

砂辺馬場公園にて

砂辺馬場公園にて
こちらはKajiboohさんが撮影した赤帯隊のF−15C。このとき、私はバス停にいたため撮影できず・・・。

砂辺馬場公園にて
こちらはKajiboohさんが撮影したCH−46

拝所クマヤーガマ
撮影に飽きたら、近くにある史跡の見学もお勧めです。

拝所クマヤーガマ
古代人が生活した場所でしょうか。詳細はちょっと解りませんが・・・。