釧路湿原〜北海道阿寒郡鶴居村など〜


 釧路湿原は、キタヨシとハンノキ林からなる日本最大の湿原。約6000年前には、古釧路湾と呼ばれる入り海だった場所ですが、海が退き泥炭が堆積して湿原が形成されています。

 湿原の中を釧路川が大きく蛇行しながら流れ、タンチョウやエゾセンニュウ、キタサンショウウオなど、様々な、そして中には希少な動植物が棲息しています。1980(昭和55)年にラムサール条約登録地に、1987(昭和62)年に湿原周辺を含む約26,861haが国立公園(釧路湿原国立公園)に指定され、自然が破壊されないよう管理されています。

 さて、そんな釧路湿原を一望できる展望台は幾つかありますが、公共交通機関を利用する際には、JR釧網本線釧路湿原駅から徒歩10分程度の場所にある細岡展望台が便利です。
(撮影&解説:裏辺金好)

○風景


釧路湿原マップ

細岡展望台


ここから見られる風景の解説。奥には阿寒の山々が見える。





奥は釧路市内


散策の拠点となる釧路湿原駅

ここを登って展望台に向かうことになる。それほど大変な登り坂ではない。

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