京王れーるランド〜東京都日野市〜


 「京王れーるらんど」は、京王電鉄の多摩動物公園駅に隣接する鉄道保存施設で、元々は2000(平成12)年3月24日に京王電鉄の鉄道部品や、Nゲージによるジオラマの展示、鉄道グッズの販売を目的にしてオープン。この段階では実物の鉄道車両の展示はありませんでしたが、京王電鉄100周年を記念して、2013(平成25)年10月10日に場所を若干移設の上で一新。
 2階建ての施設と、屋外に車両展示場が設けられ、2400系、2010系、5000系、3000系、6000系の5両が一堂に展示。館内ではHOゲージの展示、バスの展示や、6000系カットモデル2両を使用して、それぞれ運転体験、車掌体験が出来るようになっているほか、「アスれーるチック」(鉄道設備をイメージしたアスレチックコーナー)が設けられ、大人も子供も楽しめる充実した展示内容となっています。
 また、2014(平成26)年10月10日に一部リニューアルが行われ、「アスれーるチック」の1.5倍拡大や、旧施設跡地に「ギフトショップたまどう」がオープンし、物販施設が拡充されています。
(解説&撮影:裏辺金好)

○場所



○保存車両



京王線も井の頭線も車両が大集合


2400形(デハ2015)



2010系(デハ2015)




5000系(クハ5723)
2023(令和5)年3月11日からは、KEIOロゴが消された状態に変更されています。


3000系(クハ3719)




6000系(デハ6438)
2023(令和5)年3月11日からは旧塗装に変更されています。

7000系・8000系カットモデル
2018(平成30)年10月11日に増設された「京王れーるランドアネックス」。7000系7706号と、車両改修で不要になった8000系8809(→8559)号車の運転台部分を展示。

○館内の様子


日産ディーゼルKC-RN210CSN型
1996年から2012年まで活躍した車両。


HOゲージによる鉄道模型ジオラマ



6000系(クハ6772)
車掌体験が可能なカットモデル。種別幕や方向幕も変えられますが、壁際の展示のため、写真が撮りづらいのが難点。


6000系(クハ6722)
こちらも6000系カットモデルで、運転体験シミュレータが堪能できます。

5000系
最新鋭の5000系(2代目)の運転台部分が再現されています。

コレクションギャラリー
2階は子供向けにアスれーるチック、プラレールコーナーがありますが、その奥には京王の歴史的資料を展示するコレクションギャラリーがあります。

○旧施設


外観



当時の鉄道模型ジオラマ

↑ PAGE TOP