JR幾寅駅「鉄道員」撮影用セット〜北海道南富良野町〜



○解説

 1999(平成11)年に高倉健の主演で公開され大ヒットした映画「鉄道員」。舞台となった幌舞駅は、JR根室本線の幾寅駅を改造して用意されました。さらに駅前には「だるま食堂」など劇中に登場する建物が作られました。
 現在は映画公開直後のブームも去り静かになっていますが、劇中で「キハ12 23」として登場したキハ40 763の車体半分や各セットが残されています。また、幾寅駅舎内には映画撮影時の写真などを展示するミニコーナーが設けられています。
 なお、2016(平成28)年8月31日から、台風10号による大雨の影響で当駅を含む東鹿越〜新得間が不通。バス代行輸送が行われています。このまま廃線の恐れもあるとか・・・。
(撮影&解説:リン)

○場所



○風景


「鉄道員」撮影用セット-全景


「鉄道員」撮影用セット-幾寅駅内の展示コーナー


「鉄道員」撮影用セット-だるま食堂

「鉄道員」撮影用セット-キハ12 23
キハ407 64を劇中に登場する「キハ12 23」撮影用に改造したもので、特に先頭部の形状が大きく変わっています。撮影後しばらく根室本線を走行していましたが、2005年6月に廃車。車体の半分がカットされて、ここで保存されています。

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