杉本寺〜神奈川県鎌倉市〜


 杉本寺は天台宗の寺院で、734(天平6)年に聖武天皇の后である光明皇后の寄進により、藤原房前(ふじわらのふささき)、行基が開いたと伝える鎌倉でも最も由緒ある寺院。本尊の十一面観音像三体は国または市指定の重要文化財で、平安時代や鎌倉時代に造られたもの。うち1体は行基作との伝承も持ちます。
(撮影:裏辺金好)

〇地図



○風景




仁王門
18世紀半ばごろの建築。切妻造、茅葺の八脚門。左右に運慶作とも伝わる金剛力士(仁王)像を安置しています。


仁王門から本堂へは続く階段は、現在はすり減って通行禁止。苔に覆われた姿が印象的です。

本堂 【神奈川県指定文化財】
1678(延宝6)年築。寄棟造、茅葺で、本尊として3体の十一面観音像を安置しています。


五輪塔群

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