A trip of Japan No.64 Otaru City where snow is falling and Modern architectures |
○小樽市の概要 |
2.小樽の近代建築を見る |
安田銀行小樽支店 (日刊北海経済新聞社)
1930(昭和5)年の建築。ギリシャ建築様式の太い4本の円柱が正面と側面をそれぞれ飾っているのが特徴。だいたいこの当時の銀行ってこんな建物が多いですね。 |
第四十七銀行小樽支店
(北海道紙商事)
これもよくあるタイプの銀行建築。昭和2年の建築で、実は木造にタイルを貼った物。 |
おたる蔵寿司
大正時代に建てられた倉庫を利用したお寿司屋さん。このような倉庫が小樽市内にはたくさんあります。 |
塚本商事(左)
梅屋商店 (現 アリババコレクション 右) 木造2階建てで黒光りする商店。小樽というか北海道の建築の中では異質。1920(大正9)年に建てられた建物です。隣接する右の建物は石造りの建物で、塚本商事とはかつて競争関係にあったとか。現在は、アンティークの店が入っています。 |
不明
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小樽倉庫(現 小樽市博物館)
1894(明治27)年に建築された倉庫群。銀瓦製のシャチホコが鎮座しているのが特徴。 |
大家倉庫
北前船の海産物問屋大家商店の大家七平が、1891(明治24)年に建てた自家用の倉庫です。正面に入口の二重アーチなど、変わった形をしていますね。 |
日本郵船小樽支店 【重要文化財】
1906(明治39年)10月日本郵船小樽支店として建築され、翌月には、ポーツマス条約に基づく日露の樺太国境画定会議が開かれています。とにかく立派な建物です。 |
日本郵船小樽支店残荷倉庫
(現小樽ナトリ) 隣接するは日本郵船。同じ時に、同じ設計者で建築。屋根上に儲けられた塔屋が何とも可愛らしい。 |
小樽運河
小樽倉庫方面から東に向けて撮った写真です。 |
小樽運河
観光客がよく写真を撮るのはこの辺。先ほどの写真とはちょうど対称の場所で撮った物です。 |
通信電設浜ビル(現
共和浜ビル 左)
荒田商会(右) 通信電設は1933(昭和8年)建築の、北海道初の貸しビル。石原慎太郎・裕次郎の父親も務めていたとか。右の荒田商会は1935(昭和10年)建築。茶色い2階建ての建物がそれ。 |
三菱銀行小樽支店
(北海道中央バス第2ビル) 真ん中に写っている一番大きな建物。鉄筋コンクリート4階、地下1階の建物。1922(大正11)年建築。1階正面6本の半円柱がギリシャ・ローマ的。なお、建築時は煉瓦の色をしていたそうです。 |
第一銀行小樽支店
(現 紳装協同組合)
三菱銀行小樽支店の道路一本向かい側の建物。1924(大正13)年の建築。角が丸味を帯びたシンプルな石造り4階、地下1階のルネッサンス様式を取り入れた建物です。 |
旧北海道拓殖銀行小樽支店(ホテル1・2・3小樽)
1923年(大正12年)の建築。丸みを帯びたデザインが最大の特徴。近年、小樽ホテル、ペテルスブルグ美術館を経て、現在のホテルが入居。 |
三井銀行小樽支店(現 白い恋人ホール)
1927(昭和2年)建築。三井銀行、さくら銀行、三井住友銀行と三井系の銀行が使用してきたが、2002年に、ついに撤退。現在は、北海道土産のチョコレートで有名なメーカーが多目的ホールに使用。 |
日本銀行小樽支店 (現金融資料館)
通称「旧・北のウォール街」の目玉的な存在。東京駅や日本銀行本店と同じく、辰野金吾が設計。1912((明治45年)の建築。石造りに見えますが、実は煉瓦造りなのです。なお、日本銀行は2002年に撤退し、日銀初となる金融資料館をオープンさせました。 |
北海道銀行本店
(小樽バイン・北海道中央バス本社)
日銀小樽支店の向いに建つ1912年の建築。石造り2階、地下1階の建築です。なお、小樽バインとは、ワインカフェの店。それにしても、ご覧のように小樽から都市銀行が無くなってしまったのは、悲しいことです。 |
三井物産小樽支店 (松田ビル)
1937(昭和12)年に地下1階地上5階の事務所ビルとして建てられたもの。これと行った装飾もない、アメリカ的建築。しかし、これがなかなか、どっしりと構えている。 |
不明
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3.いざ、札幌へ |