御前崎灯台〜静岡県御前崎市〜


 御前崎灯台は1874年(明治7年)5月1日に完成した灯台で、駿河湾と遠州灘を二分して、太平洋に突出した岬の先端に建ちます。この付近は航海の難所であり、現在の御前崎灯台がある場所には1635(寛永12)年から「見尾火燈明堂(みおびとうみょうどう)」が置かれていましたが、1871(明治4)年に江戸幕府が建造した軍艦が付近で座礁したことから洋式灯台を建築することになったものです。
 設計は「灯台の父」と呼ばれる英国人リチャード・ヘンリー・ブラントン。当初は回転式の第1等フレネル式レンズ(フランス製)が使用され、1945(昭和20)年にはアメリカ軍の艦載機と艦砲射撃によって、レンズや灯器が破壊されますが戦後に復旧。国指定重要文化財、近代化産業遺産に指定されています。
 地上から構造物の頂部まで22.5m、平均水面から灯火まで54m、光度560,000カンデラ、光達距離19.5海里(約36km)で、日本の灯台の中で16ある登れる灯台の1つとなっています。
(撮影:リン)

〇地図



○風景




アニメ『ゆるキャン△ SEASON2』にも登場しました。

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