日本の旅 第81回
渋谷区のモスク・東京ジャーミィ〜東京都渋谷区
     A trip of Japan No.81 Tokyo Camii & Turkish Culture Center
○東京ジャーミィの概要
 2000年6月30日(金)に開堂した東京都渋谷区にあるモスク。正式には東京ジャーミィ・トルコ文化センターと言い、オスマントルコの装飾様式と、現代の建築技術の融合のもとに完成した。建設にあたり、水とセメントと鉄筋以外のものすべてを日本に送り、トルコ本土から100人近い建築や芸術職人が送られるという、正真正銘のトルコのモスクである。

1.アラブに行く前に訪問した方が良いかも?

高く突き出す尖塔が非常に印象的。

2階外観。

2階。

隣接して木造の建物が。1937年築とのことなので、本文にでてくるトルコ人小学校に使われていたのかも知れません。
 今回は東京都渋谷区にある東京ジャーミィを御紹介しましょう。
 小田急代々木上原駅で下車し、井の頭通りを環七方面へ歩くと直ぐに特徴的な建物が見えてきます。それが、東京ジャーミィ。ジャーミィというのはトルコ語で「モスク」(礼拝所)の意味です。

 そんなわけで、上のタイトルは少々おかしいのですが、一般にイスラム教寺院の名称としては「モスク」が解りやすいので書かせて頂きました。ご了承ください。んでまあ、ここにムスタファさんの紹介で、彼と行ってきた次第です。

 特に私のように海外旅行経験がない人間にとっては、プチ海外旅行が楽しめる空間で、また日本でイスラムの文化を体験することが出来る貴重な場所です。非常に行きやすい場所ですので、イスラム文化への敬意を払った上で、是非訪問してみてください。

 さて、ちょいと歴史を解説(公式ホームページより編集)。
 1917年、ロシア革命が起こるとロシア在住の多数のトルコ人が各地へ避難を始めます。その中で、満州経由で日本に移住した人も多く、さらに東京へ住んだ人が多かったとか。

 そこで1922年、彼らはマハッレ・イ・イスラミッイェ協会を設立。さらに1937年、富ヶ谷小学校の分校として避難民の子供達の教育の場として小学校を設立。そして日本政府公認で、翌年に東京回教学院を設立します。場所は現在の東京ジャーミィがあるところ。 

 この建物は1984年まで使われましたが老朽化で閉鎖し、86年に取り壊されます。しかし、東京トルコ人会(1953年設立)は「ジャーミイ再建」を決定し、それを条件にトルコ政府に土地を寄付。

 少し時間はかかりましたが、1997年 、トルコ共和国宗教庁長官メフメット・ユーリ・ユルマズを総裁とする「東京ジャーミイ建設基金」が設立され、トルコ全土からの資金の寄付、一番最初に呼べたように殆どの資材を日本に送り、2000年、見事な寺院を完成させたのです。

 現在、日本とイスラム世界を結びつける場所として活動。
 毎月の最後の日曜日にはイスラム講座を開いています。

 公式ホームページは
 http://www.tokyocamii.org/

2.礼拝堂(2階部分)
 さて、見所は何と言っても2階にある礼拝堂です(写真は許可を得て撮影)。
 絢爛豪華かつ、その細かい装飾が素晴らしいです。
 なお、 女性の方は礼拝場内では髪の毛をスカーフでカバーする必要があります。





当然のことながら、礼拝場内では静粛に!
訪問の際には、日本の恥にならないようにしましょう。

2.1階
 事務所になっているのが1階。こちらも、なかなか綺麗です。また、写真撮影をする場合には1階で許可をもらいましょう。