
一部が復元されている松代城。これについては、別ページで御紹介しています。

矢沢家の表門 【市指定有形文化財】
1792(寛政4)年築。松代藩の無役席(筆頭家老格)を代々勤めた、矢沢家の邸宅表門です。矢沢家は真田家興隆の祖である真田幸隆の弟、矢沢頼綱に始まる家で、真田一族として真田六文銭が門の意外なところ(?)に取り付けられています。

旧松代藩鐘楼 【市指定文化財】
1624(寛永元)年、真田信之が鐘楼を設置し、2時間ごとに鐘をつかせたのを起源とする鐘楼。1849(嘉永2)年には、佐久間象山が日本で初めて電信機を作って、伊勢町御使者にある居館から、ここまで電線を架けて通信することに成功しています。なお、現在の鐘楼は1991(平成3)年につけられたもの。

旧白井家表門 【市指定有形文化財】
1846(弘化3)年築。松代藩の中級武士であった白井家の表門。中級武士とは言え、長屋門形式の立派な門構え! デザイン的にはシンプルなもので、出窓と与力窓のみが設置。なお、2000(平成12)年に現在地(松代文部学校の目の前)に移築されてきました。

真田勘解由家住宅
【国登録有形文化財】
江戸時代後期に建てられた母屋は2階建,寄棟造の建築で、上級武家住宅の遺構を今に伝えています。