急行【草津】


1982年は185系でも運転。ごく短期間見られた貴重な姿。※1982年9月撮影
(写真:上越線 群馬総社〜八木原/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1960(昭和35)年 
運転区間:上野〜長野原
元使用車種:キハ58系、80系、165系、185系

●列車の解説

 1960(昭和35)年6月1日に、80系による臨時準急として運転を開始。80系電車が使用され、電化されていない長野原線(現在の吾妻線)ではC11形蒸気機関車またはC58形蒸気機関車に牽引された。

 そして1962(昭和37)年6月10日より定期列車化され、キハ58系による気動車準急に。さらに1965(昭和40)年10月1日改正からは、急行列車となり、1967(昭和42)年7月1日改正で165系電車に置き換えられ、以後長らく165系が使用。1982(昭和57)年3月から、一部で185系による運転が開始されたが、同年11月15日改正で、急行「草津」1往復(165系)、特急「白根」4往復(185系)に運行体制が改められたことにより、急行「草津」としての185系は短命に終わった。

 そして1985(昭和60)年3月14日改正で、特急「白根」と統合され、185系を用いて「新特急草津」として運転されるようになり、現在は特急「草津」として運転され続けている。

●ギャラリー


(写真:上越線 群馬総社〜八木原/撮影:ひょん君)

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