特急【日光】

   J.R. Limited Express "Nikko"
2011年6月4日から運転を開始した、253系1000番台による特急「日光」。
(写真:東武日光線 下今市駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:2006(平成18)年
運転区間:新宿〜東武日光
使用車種:253系 /元使用車種:189系、485系

●列車の解説

 JR東日本の特急列車で、「日光」と共に東武鉄道へ直通する列車。登場時は485系の使用を中心に、検査時は東武鉄道100系による代走、臨時列車が運転される場合は189系「彩野」編成も登板するというスタイルがメインだった。

 「日光」「きぬがわ」は、長年、日光・鬼怒川温泉方面でライバル関係だったJR東日本と東武鉄道が、そもそもの観光需要の減少という状況を前に、JR東日本が持つ新宿というターミナル駅の魅力、東武鉄道が持つ所要時間の速さを相乗効果すべく、「相互乗り入れ」という形で手を組んで運転が実現したもので、この「日光」は東武日光駅へ直通するJR東日本の特急列車として登場している。東武側は臨時、もしくは485系の代走で東武100系を使用し、「スペーシア日光」として運転される。

 なお、当初は2011(平成23)年4月中旬より253系1000番台に置き換えられる予定であったが、東日本大震災の影響で延期。2011(平成23)年6月23日に運用を終了した。

●ギャラリー


2011年6月3日までは、485系を大規模にリニューアルした車両が使われていた。
(写真:東北本線 大宮駅/撮影:裏辺金好)

臨時で増発されるときは189系「彩野」編成を使用した。国鉄時代のようなシンプルなトレインマークを掲出。
(写真:湘南新宿ライン 池袋駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東武日光線 東武日光駅/撮影:裏辺金好)

253系の愛称表示は、日本語、英語、中国語、ハングルが色々と切り替えて表示。
(撮影:裏辺金好)

253系の行き先表示は日本語と英語の切り替え。シンプルな表示である。
(撮影:裏辺金好)

(撮影:裏辺金好)

何らかの事情で新宿駅に乗り入れが出来ない場合は、池袋行きとして運転された。
(撮影:裏辺金好)

こちらがその証拠。
(写真:大宮駅/撮影:裏辺金好)  

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