特急【踊り子】


E257系2000番台による特急「踊り子」
(写真:東海道本線 辻堂〜茅ヶ崎/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:1981(昭和56)年
運転区間:東京〜伊豆急下田、修善寺
使用車種:E257系
元使用車種:185系

●列車の解説

 平日は東京〜小田原などのビジネス輸送、休日は首都圏と伊豆半島各地の観光輸送を目的にしたJR東日本の特急列車。185系特急型電車の投入に伴い、特急「あまぎ」と急行「伊豆」を統合する形で運転を開始したもの(※急行「伊豆」には「踊り子」登場より少し前から185系で運用)。伊豆急行に乗り入れ伊豆急下田、伊豆箱根鉄道に乗り入れ修善寺まで顔を出すのが特徴であり、熱海駅で分割併合を行う。

 1999(平成11)年6月より185系のリニューアルが開始され、外観では湘南色をアクセントカラーにしたほか、転換式だった普通車座席は回転リクライニング式のものに交換されており、サービスの向上が図られている。2012(平成24)年からは登場時の塗装である、斜めストライプ塗装に復刻された編成が登場し、後に全編成が旧塗装へ復元されている。

 2020(令和2)年3月14日からは、E257系をリニューアルした2000番台が投入。2021(令和3)年3月13日改正で185系は全車引退した。

●E257系


(写真:東海道本線 辻堂〜茅ヶ崎/撮影:裏辺金好)


2023(令和5)年2月からは、波動用のE257系5000番台による特急「踊り子」が臨時運転を開始。
(写真:東海道本線 横浜駅/撮影:裏辺金好)


側面の愛称・行先表示
(撮影:裏辺金好)

●185系


最大で15両編成を組み、在来線特急の中では最長。
(写真:京浜東北線 田町駅より/撮影:リン)

(写真:京浜東北線 新子安駅より/撮影:裏辺金好)

(写真:東海道本線 横浜駅/撮影:裏辺金好)

国鉄時代、185系による特急「踊り子」。※1983年3月撮影
(写真:東海道本線 横浜〜戸塚/撮影:ひょん君)

157系(あまぎ色)風に塗装された185系による特急「踊り子」。
(写真:東海道本線 大船駅/撮影:裏辺金好)

1999(平成11)年にリニューアルされて以降の「踊り子」用塗装。
(写真:東海道本線 藤沢〜大船/撮影:裏辺金好)

2013年3月改正以降は185系の配置が大宮総合車両センターに集約され、7連の運用に「草津」「あかぎ」用の塗装も入るように。
(写真:東海道本線 藤沢〜大船/撮影:裏辺金好)

東海道本線の名撮影ポイントを行く。
(写真:東海道本線 早川〜根府川/撮影:デューク)

伊豆急行8000系との並び。
(写真:伊東線 伊東駅/撮影:裏辺金好)

伊豆箱根鉄道駿豆線内を走行し、東海道線へ。
(写真:駿豆線 三島二日市駅/撮影:裏辺金好)



側面の愛称・行先表示
(撮影:裏辺金好)

●183系など


183系1000番台が運用に入っていたころの「踊り子」。※1983年3月撮影


EF58形+14系による臨時特急「踊り子55号」。※1983年3月撮影
(写真:東海道本線 横浜〜戸塚/撮影:ひょん君)

14系にもトレインマークが用意されていた。。※1983年3月撮影
(写真:東海道本線 横浜〜戸塚/撮影:ひょん君)
 

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