新幹線【ひかりレールスター】


500系とイメージを合わせた、JR西日本オリジナルの標準新幹線塗装で登場した700系。
(写真:山陽新幹線 相生〜岡山/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2000(平成12)年
運転区間:新大阪〜博多
使用車種:700系

●列車の解説

 JR西日本が山陽新幹線で運転する「ひかり」のうち、特別仕様の700系7000番台を使用する列車。

 2000(平成12)年3月改正で0系「ウエストひかり」を置き換える形で登場したもので、「のぞみ」料金が不要にして、特に指定席の座席は2列+2列としてグリーン車並の快適さを提供し、オフィスシート、サイレンス・カー、定員4人のコンパーメントを設けるなど、独自の設備を持っている。また、最高速度は700系「のぞみ」同様の、285km/hである。

 東海道新幹線には入線せず、長らく新大阪〜博多でだいたい毎時1〜2本程度が運転されていたが、2011(平成23)年3月の九州新幹線全通に伴い、大半がN700系「さくら」へ移行。「ひかりレールスター」は激減し続け、今や新大阪〜博多1往復、博多→岡山の上り列車1本にまで縮小されている。

 ただし、700系7000番台は「こだま」へ転用されており、山陽新幹線での活躍は変わらず継続している。

●ギャラリー


(写真:山陽新幹線 岡山駅/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽新幹線 新倉敷〜岡山/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽新幹線 小倉駅/撮影:裏辺金好)

↑ PAGE TOP