新幹線【のぞみ】


今後の主力車両であるN700S系
(写真:東海道新幹線 東京〜品川/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:1992(平成4)年
運転区間:東京〜新大阪〜博多
使用車種:N700系、N700S系
元使用車種:300系、500系、700系

●列車の解説

 JR東海、JR西日本が東海道・山陽新幹線で運転する列車で、「ひかり」の上位列車。運転開始当初は名古屋、京都を通過する「のぞみ」も存在したほど速達性が重要視された列車だが、現在は東海道新幹線では東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪、山陽新幹線では新神戸、岡山、広島、小倉、博多に全列車が停車するほか、西明石、姫路、福山、徳山、新山口にも一部の列車が停車している。

 登場時の使用車両は300系だが、1997(平成9)年3月22日からJR西日本が開発した500系が山陽新幹線内の「のぞみ」で運転を開始。次いで同年11月29日からは東海道新幹線でも運用を開始。山陽新幹線区間では300km/hで運転を開始し、独特なフォルムと共に大きな注目を集めた。

 さらに1999(平成11)年3月13日改正からは700系、2007(平成19)年7月1日改正からはN700系の投入が開始され、2012(平成24)年3月改正からは定期「のぞみ」全列車のN700系化が実現。一方、2010(平成22)年2月28日は、500系が「のぞみ」運用から撤退し、同時に東海道新幹線から姿を消しているほか、2012(平成24)年3月改正では300系の車両そのものが引退している。

 さらに700系新幹線は、2020(令和2)年3月改正を前に「のぞみ」運用及び東海道新幹線から離脱。今後は2020(令和2)年7月1日からN700S系が投入されている。

●N700系


あっという間に主力の座に躍り出たN700系による「のぞみ」。
(写真:東海道新幹線 京都駅/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽新幹線 岡山〜相生/撮影:リン)

●700系


700系が主力だった期間は短く、2020(令和2)年3月改正を前に引退している。
(写真:山陽新幹線 岡山〜相生/撮影:リン)

700系による「のぞみ」方向幕。(撮影:裏辺金好)

●500系


(写真:東海道新幹線 新横浜駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東海道新幹線 米原駅/撮影:裏辺金好)

巨大な京都駅と500系の組み合わせも見られなくなった。
(写真:東海道新幹線 京都駅/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽新幹線 東広島駅/撮影:リン)

(写真:山陽新幹線 東広島駅/撮影:リン)

500系による「のぞみ」列車名・行先表示。(撮影:裏辺金好)

●300系


2012年3月改正で引退した300系による「のぞみ」。
(写真:東海道新幹線 米原駅/撮影:裏辺金好)

引退に際して特別装飾が施された300系「のぞみ」が三島駅を通過
(写真:東海道新幹線 三島駅/撮影:リン)

(写真:山陽新幹線 新倉敷〜岡山/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽新幹線 福山駅/撮影:リン) <

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