新幹線「つるぎ」


富山駅で折り返しを待つ「つるぎ」
(写真:北陸新幹線 富山駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:2015(平成27)年
運転区間:金沢〜富山 → 敦賀〜金沢・富山 
使用車種:E7系、W7系

●解説

 2015(平成27)年3月14日の北陸新幹線金沢開業に伴い誕生した列車で、当初は富山〜新高岡〜金沢間のシャトル列車として設定。これは、従来の富山〜高岡〜金沢間を結んでいた在来線特急(サンダーバード、しらさぎ等)が同区間で(七尾線直通を除いて)全廃されることに伴う措置で、開業時には18往復が設定された。

 ちなみに、「かがやき」「はくたか」と共通運用のため12両編成で運転されるが、8〜10号車の普通車と、12号車のグランクラスには乗車出来ない。また、愛称は1994(平成6)年12月まで大阪〜新潟間で定期運転されていた寝台特急「つるぎ」が復活した形となった。(※臨時列車としては1996年12月まで運転)

 2024(令和6)年3月16日改正では、北陸新幹線の敦賀開業に伴い、早朝深夜の一部を除き、敦賀駅で在来線特急の「サンダーバード」「しらさぎ」と接続し、敦賀〜金沢・富山間を走行する新幹線へ役割を拡大することになった。

●ギャラリー


「つるぎ」の愛称・行先表示
(撮影:裏辺金好)

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