2012年4月27日 海遊館とニコニコ超会議号

〇撮影&執筆:リン

 天保山で開催中のツタンカーメン展とその隣にある海遊館の観光という、普段とは随分様相の違うお出かけでした。福山4時48分の始発に乗って赤穂線経由の鈍行で向かうというのはいつものことですが。

 …まあ、当然のことながらツタンカーメン展は写真NGなので建物の外観を紹介するか文章で軽く触れる程度でしかお伝えできません。感想としては、なかなか良い展示物だったなと。煌びやかな副葬品の数々は今でも新鮮で、こりゃ盗掘に遭っても仕方ないな、というレベル。大阪での開催後は上野でもやるそうなので、お暇でしたら是非一度足を運んでみては。

 そしてそのまま隣の海遊館へ。小学3年か4年の夏に訪れて以来、実に15年ぶりとあって館内の様子は一切記憶にございません。尤も、展示内容もそれ相応に変わっているので問題はありませんが。

 先述のツタンカーメン展を1時間で見終えたのに対し、こちらに費やした時間は2時間強。遠足で訪れていた地元の小学生の一段に軽く追い抜かれてなお写真撮影に興じておりました。思えば水族館というもの自体が縁遠い存在でしたので、非常に新鮮な体験でもあります。あとは隣に男友達でもいいから誰かいてくれれば多少は。無論、女性なら尚良し。
 上写真は世界最大の淡水魚の1つとして有名なピラルクー。確かにでけえ!こんなのが泳いでるアマゾン川ってのはホントに大河なんでしょうなあ。

 「太平洋水槽」ではお馴染みのジンベエザメが優雅に回遊。…あれ?ジンベエザメって2頭いませんでしたっけ?

 そして能登でデビューした10-22mmレンズはここでも性能を遺憾なく発揮。評判通り青の発色が綺麗。そしてやはり他のレンズではなかなか得られない35mm判換算16mmの超広角。雄大な水槽の風景を見事に捉えてくれます。

 天保山マーケットプレースで遅めの昼食を摂り、地下鉄中央線で弁天町駅へ移動。ここからいつもの鉄道撮影に戻ります。
 といってもここは軽く数本撮影するだけで次へ移動します。

 近鉄7000系が来ました。独特の車体断面ですね。

 手早く移動したのは、この日大阪発で運転される団体臨時列車「ニコニコ超会議号」の撮影の場所取りのため。塚本駅に到着したのが午後3時過ぎでしたが、辛うじて前の人の頭越しに構えることが出来る程度の余裕しかありませんでした。

 今日日、団臨自体が珍しくなってしまった関西に於いてブルトレでというのは話題性充分。最終的には塚本の両ホームに60〜70人はいたんじゃないんでしょうか?
 その後、大阪駅に移動して3分程度ホームから編成を眺め、手を振って発車をお見送り。最後尾のデッキには向谷実さんと思しき人影が見えました。

 そのままさらに待つこと2時間半。今日は先日定期運用を終えた「日本海」が臨時として初の運転を迎えるため、これの撮影を簡単に行います。

 臨時列車なので反射板が付くかと思っていたのですが、編成が縮んだ以外は定期当時と変わらぬ姿でした。最後尾はオハネフ24。折り戸のまま残る初期車ですね。折妻形が恰好良いです。

 20時38分で同時発車となる快速に乗って新大阪に先回り…しようとしましたが快速が1分の延発。しかし淀川手前であっさり抜き去り、無事に入線を撮影できました。7Dの常用最大であるISO6400まで増感しているのでノイズが酷いですが、1/60秒までシャッター速度が稼げて流し気味ながら止めることができました。

 その後、すぐさま新幹線ホームに向かい臨時「のぞみ193号」で帰宅。なかなかハードな行程でした。

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