2014年11月15日 麓だけだと思ってたら山の上まで連行された

〇撮影&執筆:リン


 始発からダイヤが大幅に乱れた東海道新幹線。東京方面から直通してくる「のぞみ」が大幅に遅れていたため、「のぞみ99号」と「のぞみ1号」利用者に対しての救済として臨時「のぞみ623号」が設定されました。
 「のぞみ1号」と同じ8時27分発で、駅の表示にはありませんが「のぞみ99号」が停車する新山口にも停車するという設定。


 用意されたのは700系レールスターのE10編成。当然ですが全席自由で、ご覧のようにデッキまで溢れる状態。そりゃ、土曜朝だしね…。500系が充当されれば最高でしたが、レールスターのぞみでも充分珍しいですね。

 さて、近鉄ヒストリートレインをどこで撮るか考えましたが、奈良線なので今里駅へ。


 到着早々にやって来た鮮魚列車の回送。随分前に長瀬駅で撮影して以来でした。大阪線の列車も撮影できますが、機器箱がちょっと…。


 阪神から直通の阪神1000系。


 8000系。


 今里駅に着く直前に上本町へ向かっていた「あおぞらII」。裏被りしてしまいましたが、初撮影です。


 9020系。阪神直通用のためか近鉄らしからぬデザインが目立ちます。


 12600系使用の特急。


 21020系「アーバンライナーnext」。2編成しかないので地味に貴重なのかな?


 所長から「送り込みがあるかも知れない」と聞かされていた5200系。確かに回送されていきました。
 露出設定をオーバーにしすぎて何か白くなっちゃいました…。


 1230系。阪神乗り入れ対応改造編成だそうで、この列車も阪神線からの直通便かも知れません。

 この後、所長が合流。ただ、ホーム端は既に埋まっていたので後ろの方で撮影されていました。


 21000系「アーバンライナーplus」。近鉄特急と言えばこれのイメージですねえ。


 ようやく通過。この塗装は大井川鐵道で見たっきりで思い入れも何もないのですが、近鉄の撮影なんて滅多にしないので良い機会でした。


 この後、大阪線の方で残念な目に遭い、味野さんと天王寺で合流し、富田林へ。この間の行程については、所長の記事を参照で。
 室内撮影なら超広角レンズの出番ですね。EF-S 10-22mmは強烈なパースペクティブと尋常ならざる画角が魅力です。これで10万円以下なんで名玉ですわ。


 その後、河内長野から南海に乗り換え、高野線の橋本から先の独特の線形を味わいつつ極楽橋駅へ。
 「天空」の撮影をすべく、駅名の由来にもなった極楽橋の脇へ。まずは31000系「こうや」が出発していきました。右に見えるのが我々が乗車してきた「こうや」。


 そして「天空」の出発。南海も縁薄い路線なので、ようやくの撮影となりました。さらにケーブルカーとタクシーを乗り継いで金剛峯寺へ。…いやもうちょっと早い時間帯に来ましょうよ。

 そうこうしている間に閉門。タクシーも諸事情により捕まえられず。


 その代わり…と言っては何ですが、ライトアップされた根本大塔を撮影できたのはありがたい限り。鉄筋コンクリート造りの新しい伽藍ですが、その分ライトアップにも映えます。空も暮れかけでちょうど良く色が出て雰囲気が出ました。

 さて、高野山のマンホールにデザイン蓋はないのか?と思いつつ足下にも注意して歩いていた結果、見つけましたよデザイン蓋。
 お二方が大門に向かっている途中に一瞬で撮影。


 なぜか神奈川県相模原市のものですが。
 工事中など一時的なものとして他の自治体の蓋が用いられることが時々あるようで、私自身も鳥取県旧北条町で同じく鳥取県の旧国府町のものを見かけて撮影したことがあります。
 が、ここの蓋はどうやら恒常的なもののようです。でもはっきり「さがみはら」と入っていますし…いいのかなあ。

 この後、新今宮に向かう車中でアニメ談義。流川難民の私からささやかな贈りものをしつつ楽しい時間でした。お二方、ありがとうございました。

 この場を借りて言わせていただくと、女性向け作品は結構おもしろいです。「LOVE STAGE!」が直接の描写こそないものの最終話で掘る(主人公が「痛かった」と発言)という展開になるのはちょっと想定外でしたが、ストーリー自体は王道展開ですし…。
 今期の「オオカミ少女と黒王子」も若干積み気味ですが、いずれ消化はするでしょう。

↑ PAGE TOP