2015年4月6日 天空の城竹田城跡号と梅小路を撮影する

〇撮影&執筆:リン

 今回の出撃は青春18きっぷの5回目を消化するに当たり手頃なネタが無いかと考えていた時に、電車の中吊りで見かけて行き先として手頃だったために決定したという単純な理由。4連勤後ではあまり遠出できるほど体力も残ってませんし…。

 福山から乗り換え無しで直通する朝の便で姫路へ向かい、駅そばを平らげて数年ぶりとなる播但線へ。  103系3500番台自体は姫路での乗り換え時に毎回見ているのですが、いつの間にか前照灯や行先表示器周辺が補強されていました。この車両に限らず全車施工のようです。

 寺前に着くと、和田山行きの編成から切り離されたキハ41 2003が留置線に引き上げていくところでした。  和田山に向かうキハ40 2008に乗車し、竹田で下車。ここで「天空の城竹田城跡号」と交換するので、入線を撮影しそのまま乗車して寺前に引き返すという行程です。

 雨がぱらつく中、やって来ました。ラッピング自体は他の線区でも見られそうな、特に奇抜という感じではないデザイン。

 乗り込む前に、駅背後の竹田城跡と絡めて撮影…しようとしましたが雲の中に隠れておりほとんど見えませんでした。

 途中、長谷駅で「はまかぜ1号」と交換。車内も混雑とはほど遠い状態でのんびりと寺前に戻れました。  それでは車内の紹介。

 車内全景。播但線内での西側は竹田城跡を望めるようにと外に向けた座席となり、東側は223系などと同様の転換クロスシートに交換。窓ピッチとはズレが生じてしまっています。

 外向きの座席。普通に座ることもできますが、背もたれの形状もあり斜めを向いて座ることもできます。

 車両中央分には4人掛けのスツールがありました。なかなか珍しい座席配置です。



 両車端部には竹田城跡の映像が流れる液晶ディスプレイを設置。

 トイレは車椅子対応の洋式トイレに交換されています。
 ここまで大がかりな改造を施されているものの、通常の列車にも充当すると言うこともあってか改番はされず、キハ40 2007のまま。ワンマン設備もそのままで、実際に乗り入れる運用はないと思いますが鳥取までの運賃表示器が設置されていました。

 和田山方の先頭。こちら側もなかなか凝ったデザインです。

 姫路行きの電車まで時間があったので、留置線の先ほどのキハ41形と103系を並べて撮影。「天空の城竹田城跡号」はこの後和田山まで1往復し、午後の和田山行き「天空の城竹田城跡号」となるようです。

 播但線で「天空の城竹田城跡号」を撮影し終え、そのまま和田山に抜ける事も考えましたが、来た道を引き返して大阪へ向かう方が早かったので新快速に乗車し東へ。

 ちょうど時間が近接していた4071レを桂川で撮影。ダイヤ改正後もEF81形仕業で残りましたが、いつまで続くやら…。  ここでふと思いつき、隣の西大路へ移動して徒歩移動すること15分。

 ちょっと気になるものがあったので梅小路公園まで来ました。
 まずは公園内北側に保存されている2000形2001号。伊予鉄道で頑張るモハ2000形の元々の姿ですが、昨年3月からこの地に移動してきたと知らずに今回の訪問となりました。

 続いて「市電ひろば」へ。まあ、これも存在を知らなかったわけですが…。  ここでは4両が保存展示されています。

 …が、手前の2両はそれぞれカフェと売店に大幅改造されてしまっています。
 写真の500形505号は大正時代のかなり貴重な車両とのことでしたが、外観はともかく中は凄いことになってました。

 700形703号は売店へ。非公開で保管されていた車両の活用策ということで、歓迎したいところでもあるのですが…ううむ。

 一方、後ろの2両は休憩スペースとしても活用されている関係で手つかずのまま保存されていました。写真は1600形1605号。

 車内も公開。板張りの床の車両は広島では殆ど見られなくなってしまったのでありがたいですね。

 800形890号も同様に休憩スペースとして活用。

 車内。こちらも綺麗に整備されています。

 さて、今回梅小路公園を訪問した目的はこれ。来春の開館に向けて、一足早く集められた車両の現状を記録しておくため。  …と言ってもフェンスの向こうにナシ20形と80系の2両の頭がチラッと見えるだけ。

 クハ86形は辛うじて側面が見える状態でした。

 ここでやや強めの雨に降られつつも、汽笛の音が聞こえたのでSLスチーム号を見られる場所に移動し、撮影。蒸機分を補充。  …が、もっと撮影しておきたいモノが見えないので、410円払って梅小路蒸気機関車館へ入館。

 本題の撮影に向かいたいところでしたが雨がなかなか止まないので、館内に保存されている1070形1080号を撮影。前回の訪問は大学時代だったので、当時この車両はまだいませんでした。

 片隅に一時保管されている「義経」こと7100形7105号。昨年秋に復活を遂げたとのことですが、梅小路の技術は凄いですね。

 他の車両は特に変化無しでしたが、C62 1には期間限定でトワイライトエクスプレスのヘッドマークが掲出されていました。  さて、そうこうしているうちに雨も弱まってきたので本題へ。

 本題というのはEF58 150。手前に連結されていたEF65 1がどこかへと移動したため撮影しやすくなっており、しかも隣にC62 2が留置されているということで、播但線の後の空き時間で訪問しようと急遽思いついた次第です。

 検査標記は最終全検を行った平成15年2月の記述。この後何度か幡生へと無動力で往復し、それ以来本線に出ることなくこの状態となっています。  それにしても、かつての東海道・山陽本線の優等列車を数多く牽引した両形式が顔を並べているのは貴重な光景。実際の展示方法がどのようになるかは不明ですが、この並びを見たくてここまで来ました。

 ついでにクハ103-1も撮影。あまり原形に復すことはせずに展示するのでしょうね。

 扇形車庫の方に戻ると、SLスチーム号で運転されたC61 2が車庫に収まるところでした。こんなに間近でSLの方向転換を見られるのは梅小路ならではですね。

 梅小路で撮りたいものも撮ったので、歩いて京都駅へ。 その途中に900形935号が京都水族館前に保存されていたので、これもついでに撮影。
 来春の京都鉄道博物館に合わせての移設保存かも知れませんが、梅小路公園がかなり面白くなってきそうです。  これにて全て終了。新快速で姫路まで移動し、駅そばをいただいて普通電車を乗り継ぎ福山に帰りました。

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