2015年9月20日 大分で「がちゃ列車」「或る列車」と485系の撮影遠征

〇撮影&執筆:リン

   20日の休み。当初は別の場所で週末限定のネタをと思っていましたが、いろいろ調べていたところ大分車両センターの一般公開とそれに合わせた臨時列車が運転されるという情報をゲット。迷わず大分行きが決定しました。
 ただ、シルバーウィークの2日目、九州のみならず遠方からも前日入りで余裕を持った日程が組めるためそれなりに人が多いだろうことは予想できました。

 残業時間調整で定時上がりとなったため、R2を走り途中の欽明館で自販機ラーメンをいただき遅めの夕食。さらに西進して道の駅ソレーネ周南で1時間半の仮眠。R2小郡道路から山口宇部道路、山陽道宇部下関線と走行し東九州道椎田南ICからはR10を下って別府の手前に5時過ぎに到着しました。

 さて、曇るだろうと思い考えていた場所があったのですが、現地は快晴の空模様。ということで、豊後豊岡〜日出の区間で杵築に送り込まれる「がちゃ列車」の回送を撮影できる場所を探したのですが好適地が見つからず…

 結局、回送の通過15分前に豊後豊岡駅に舞い戻り撮影。沿線はどこも凄い人出だった割にここはホーム中程からですが充分に狙えました。

 さて、ここまで晴れてしまっては欲が出るもので、「がちゃ列車」の本運転をバッサリ捨て、「ありがとう九州国鉄色485系ツアー」の撮影に向かいます。当初はこれは大分駅での駅撮りのみで本命は「がちゃ列車」でした。

 撮影場所は行くならここという毎度お馴染み乙津川橋梁。どうせ多いだろうなと思いつつ向かいましたが、既に50人ほど。かなり広角に構えざるを得ませんでした。

 場所自体はどんな長さの編成でも収まるのですが、485系に合わせ5両がきっちり収まる画角にセット。あとは時折通過する列車を撮影しつつ暇を潰します。

 普通電車は815系が主体ですが、何本かは415系も設定されているようです。写真は常磐線からやって来た500番台の編成ですね。車両間に転落防止幌がありその分塗装に切れ目がないので遠目にも容易に識別できます。

 快晴の下を485系が通過。遠目なので分かりづらいですが、先頭のヘッドマークには文字タイプの「にちりん」を表示。側面幕は様々な列車名が掲出されていましたが、これについては後ほど。

 このあと4075レでEF81が下ってくるのですが、406号機ということとこの後の予定のため撤収。大分市内に戻ります。

 改札を抜けた先の列車案内板には下郡信号場の所属する豊肥本線の欄にこんな列車案内が。相変わらず手が込んでます。

 ホームに上がり少し経った頃に大分車両センターから「がちゃ列車」が戻ってきました。

 ホームを移動して撮影。時間もある程度確保されていたので平和に撮影できました。列車の性格上、平然と前に割り込む一般の皆様を多少たしなめはしましたが…。

 ヘッドマークのアップ。昨年のものとは色違い程度のようです。

 反対側のDE10 1195は手摺りなどが銅色です。確かこちらの車両は以前にどこかで撮影済みのような気がします。

 キハ47形にはサボが用意されていました。3両の客車の色を取り入れたもので、手持ちのサボに貼り付けた状態でした。

 「がちゃ列車」を見送った後には豊肥本線から「ななつ星in九州」が到着。

 さらに同時に787系の回送が同時に入線し、既に入線していた783系・883系とも並びました。

 787系の回送が出て行ったところで改めて編成全体を撮影。いやはやピッカピカです。

 DF200形を単独で撮影。こうしてじっくり眺めるのは竹下に続いて2回目ですが、今回は前回より近いです。

 検査標記や車両番号は片隅に小さく標記。これを見ると、五稜郭のDF200形と違ってハイフンの入らない車両番号が正式ということになるのでしょうか?

 「ななつ星」はここから機関車の付け替えなどがあるのですが、この後の時間がやや差し迫っているので一旦大分駅を離れ、隣の牧駅に向かい、大分車両センターの一般公開イベント「トレインフェスタin大分」へ。

 流石にシルバーウィーク中のイベントと言うこともあり展示内容はそんなに大規模でもないものの結構な賑わいでした。

 検修庫内ではギャラリーとして415系が「有田陶器市号」の幕を出して留置。

 転車台の体験運転にはキハ125形を使用。

 先ほどの写真にも写っていましたがキハ200形「ブンゴヤージュ」も展示。ただ、特にロープも張られていなかったためにこうして人波が途切れるのは奇跡的でした。

 こちらは公開の範囲外ですが、時折洗浄線を電車が通過。ちょうど居合わせた時には415系が通過していきました。

 さて、見るものは全て見たので滞在僅か30分で大分駅に戻ることにします。

 が、その途中に「にちりん」が通過していくのを牧駅の南から適当に撮影。

 大分駅に戻り撮影続行。「ゆふ4号」に充当されるため別府に向かうキハ185系が入線してきました。

 共に13時15分着の5429Dと1638M。なかなか良い並びが見られました。

 さて、Do32編成ですが、何番線に入線するか分からなかったので適当に待っていましたが、6番線への入線ということで一応はベストポジションでした。

 隣のホームに移動して撮影。クハ481形のヘッドマークは往路の「にちりん」から「有明」に変更されていました。

 それぞれの方向幕もここで撮影。まずは「にちりん」別府行き。

 次は「にちりん」大分行き。

 「にちりん」南宮崎行き。

 「きりしま」西鹿児島行き。1枚だけJR時代のもので異彩を放っていました。

 大分車両センターへの出発を見送ります。ラストラン自体は来月に用意されているようですが、恐らく休みが合わないでしょうしこれが最後の撮影でしょう。

 大分駅での撮影はこれで終了。車で大分道へと乗り込み、一気に山の上まで駆け上がります。

 やって来たのは玖珠。少々余裕を持っての到着だったため、旧豊後森機関区の扇形機関庫を撮影します。

 手短に撮影を済ませ、豊後森駅の入場券を買ってホームに入ります。
 目的は「或る列車」と「ななつ星」の並びの撮影でしたが、既にホームには大勢の人が。見たところほぼ全員が普通のお客さんのようでした。

 先ほど大分駅で見送った「ゆふ4号」。先頭のキハ185-1011は波動用扱いということで前面や側面の「九州横断特急」の文字が隠されています。

 定刻に「ななつ星」が到着。
 「或る列車」の入線の間に「ななつ星」が入線した2番ホームに渡ります。   

 機関車側の並びはもの凄い人だかりでとても撮影できそうになかったため、逆に私1人で「ななつ星」側から客車との並びを撮影しました。一瞬のタイミングのため、7D2の連写頼みの撮影ですね。

 「或る列車」単独でも撮影。相変わらず凄く派手ですねえ。

 「或る列車」が発車していった後のホーム。どこの通勤ラッシュだろう…。

 これにて撮影は全て終了。椎田南ICまで耶馬溪を越えて走り、山陽道を突っ走って22時前に無事到着しました。睡眠不足でしたが何とか乗り切れました。

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