2015年10月14日 香椎線のキハ47形団臨と鹿児島本線を撮る

〇撮影&執筆:リン

 17日からの新潟周りの長野へのドライブを控えていたので車ではなくJRで行こうかとも思いましたが、やはり現地での行動を考慮して車で行くことにしました。
 全行程を下道で走行し、最初の目的地の遠賀川〜海老津の踏切脇に到着。

 現地に到着して間もなく、久留米から下関まで直通する415系の2322Mが通過。関門トンネルを越えることから415系鋼製車8連での運用の様子。これは良い撮影対象の列車ですね。今後の検討材料に加えときましょう。

 こちらはお馴染みの415系12連で運転されている3223M。鋼製車12連での運転は実現しなくなりましたが、それでもこの区間で最長となる12両は圧巻。

 貨物は少々遅れていたのか手元の資料とは違う時刻に通過していきました。
 どちらにしても強烈な逆光でロクな結果にはなりませんでしたが。

 さて、この後は普通電車と特急ぐらいしかありませんので、ちょうど遠賀川にいることも踏まえて川沿いを南下し筑豊本線沿線へ転戦。以前の485系の折にGoogleマップで目星を付けていた、鞍手〜筑前植木の間に来ました。いやあ便利ですねGoogleマップとストビュー。

 この区間はかつて石炭輸送が盛んだったことから3線が敷設されており、その後貨物の縮小に伴い真ん中の線路を撤去、そして電化に当たりそこに架線柱を建てたため、JRでは非常に珍しいセンターポール区間となっています。さらに北北西〜南南東に線路が走る区間でもあるので、朝の直方行き列車が順光で撮影できます。

 さらに日中は817系などの電車が運行されているのですが、朝ラッシュは3本ながら若松方面から直方へ気動車が直通してくるのでさらに魅力アップ。通勤路線ゆえに地味ではありますがこの辺にお越しの際は是非。鞍手駅も見える場所なので割と近いですし。

 というわけで、2本目の気動車列車の6523Dから撮影スタート。いきなりキハ31形の3両編成でした。

 621H。この辺では最も普通な817系。

 1623Hで813系もゲット。鹿児島本線の赤から色が変われば印象も随分と変わります。

 3本目の気動車列車・6525Dはキハ31形3両の後ろにキハ47形を繋げた4両編成でした。

 そしてここに来た本来の目的はこれ。日田彦山線でのラッシュ運用を終えた気動車の直方への回送。以前何度か小倉で見かけていましたので、ここで改めて狙ってみました。
 鞍手駅を9時54分頃に通過するとのことで、順光で撮影できる中では最後の狙い目と言えそうです。

 これにて筑豊本線での撮影も終了。R3を西に走り、香椎線に向かいます。

 海の中道海浜公園の駐車場に車を停め、香椎方向に歩くこと数百メートル。本来なら砂防林が切れたもっと奥が定位置らしいのですが、そちらには先客がいらしたのでちょうどカーブの入口あたりにスタンバイ。

 そして表題にも挙げた、本日のメインネタ。日田から団体専用としてキハ47形の6両編成で運転されるということで、全国的にもどちらかというと珍しい長編成だったので他のネタも絡める形での遠征決定でした。
 6両全部九州色になれば最高でしたが、1両だけアクアライナー色が混ざっていました。

 さて、これの返しを撮影すべく博多を横切って筑紫野方面へ。途中、どんマックで昼食を済ませ、天拝山〜原田の林の間で順光で撮影できる場所に移動します。

 意外なことに誰もいませんでした。まあ平日ですし…。
 この頃はまだ多少陽が高かったので6両であれば影にかからないぐらいでした。

 6両でアングルを決めていたので9両の快速はカツカツに…。

 随分と813系が多いですが、たまに811系も来ます。817系の白いのは残念ながらやって来ませんでした。

 北陸本線が経営分離された今、特急が一番多いのがこの博多〜鳥栖ではないでしょうか。「みどり・ハウステンボス」も本数が少ないながらたまにやって来ます。

 「ゆふいんの森5号」。ちょっとアンダーになってしまいましたが綺麗にまとまります。
 まあ、この列車は久大本線内の非電化区間で狙うのが正解ですが…。

 「かもめ」は基本的に30分ヘッド。もしかしたら撮れるかも知れないと狙っていた「福!列車かもめ」ラッピングも来ました。これは駅停車中に広角レンズで狙うべきラッピングですが、一応は記録と言うことで。

 783系「かもめ」。この場所で撮影すると「リレーつばめ」時代を思い出しますね。

 「みどり」単独運転。この切妻型先頭改造車はいつ見ても特急らしからぬデザインです。

 この頃にはだいぶ陽が傾いてきて編成後部にも影がかかるようになってきたので急遽でしたが場所を後ろにずらしました。

 結局それでも後部2両は影から逃げ切れませんでしたが、却ってアクアライナー色が目立たなくなったのでこれはこれでアリでは?

 これにて全撮影を終了。ナビに帰り道を一般道優先で問うたところ冷水峠経由のルートを示したので、R3の渋滞回避も込めて従うことにしました。

 途中、筑前山家駅でたまたま西鉄の保存車を見かけたので急ぎ引き返して撮影。近年この場所に移設されたそうですが、一部窓ガラスの欠損があるものの基本的に有志の手で維持されているとのことで嬉しいことです。

 このまま北九州市黒崎でR3に合流し、関門トンネルを抜け小郡道路までR2を使い、山口南ICから山陽道経由での帰宅となりました。

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