
第13回 キリスト教の誕生
紀元前4年頃、ローマの属州パレスティナにおいて1人の男が生まれます。それが、イエス=キリスト(前4頃〜30年頃)です。大工のヨセフと、母マリアの間に生まれました。で、この地においては、ユダヤ人達が、ユダヤ選民思想を持つユダヤ教という宗教を信じていましたが、その中のパリサイ派の戒律の不徹底と、偽善ぶりが目に余るものだったそうです。キリストは成長すると、このパリサイ派に対し激しい非難を行い、それに呼応する人達が現れ集団を形成するようになります。
もっとも、大半の弟子達もこの時、キリストの磔を傍観しているだけだったのでしょう。おっと、この辺はうかつな事書けないな。ま、さてさて、キリスト死後「キリストは、人々の罪をあがなうため(贖罪)に、磔になったのだ」という噂が弟子達の間に広がります。こうして、キリストを救世主(メシア)として信仰する原始キリスト教が発足しました。初期の頃はあくまでユダヤ人に布教されました。弟子を自称する人達がそう考えたからです。ゆえに、この頃はあくまでユダヤ教を元に、それを改革する宗教という事でしょう。
もっともパウロ自身は、これは回心ではなく、すべての宗教がキリスト教にたどり着いたと考えたようです。彼の手紙が、キリスト教の聖典である新約聖書(ユダヤ教の聖書に対しての呼称 ゆえにそっちは旧約聖書と呼ばれる)に修められていることから、そのことをうかがい知る事が出来ます。それだけではなく、このパウロの手紙、それこそがキリスト教の中核を占める思想となりました。かなりの用語はこの中から来ています。 そういう意味では、果たしてキリスト自身は何を語ったのか・・・・。少なくとも、現在のキリスト教の教えとは異なると思われます。それは、その後に色々な説が対立し、そのたびに異端などと、排除されていくことからも明らかです。 |