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○崩壊した経済の立て直し |
さて、最初は混乱の時代でしたが、次第に封建社会の仕組みが固まってくると、定期市が開かれるようになり、ここで人々は品物を交換。さらに、イスラム系のムスリム商人や、ヴァイキング達の交易活動も盛んになってきたため、次第に商業する場所が「都市」として成立。この「都市」は、多くが教会や、君主・諸侯・領主の城塞をベースに発展します。このように、商業が再び盛んになったことを、商業ルネサンスといいます。
この商業ルネサンス時代、最初はあくまで交易の範囲は地元とその周辺といったところですが、後述の十字軍がイスラム世界に侵攻するのに伴い、道路網をはじめとする交通網が整備されると、当然行動範囲が広くなるため、遠隔地間での取引が増えます。特に、港町は発展し、イタリア半島のヴェネチア、ジェノヴァ、ビザといった地中海交易で、コショウなど珍しい物を仕入れることもあり、大いに発展していくことになります。
一方、それと正反対方向の北ドイツ(リューベック、ハンブルク、ブレーメン)や北欧、ライン川河口のフランドル地方、イギリスのロンドン、こういった地域も商業圏を形成します。こちらでは、羊毛や海産物、木材、穀物など生活必需品関係が取引きされます。
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○ギルド |
では、職人ギルド。
2つあります。1つは同職ギルドと言いまして、つまり同じ職種の人たちで結成する組合です。12世紀中頃までには殆どの都市で成立し、親方、徒弟、職人と言う身分の下、発達していきます。徒弟と職人は親方の家で暮らし、親方から技術を習得していきます。とはいえ、親方としては、そう簡単に職人を親方として認めるわけにはいきません。みんなが親方になってしまったら、世の中は親方だらけになってしまうからです。
そこで、もう親方になるのは諦めよう、ただし・・・と、14〜16世紀にかけてヨーマン・ギルドというのも結成されます。これは、親方に良い労働条件で働かせろ!という、いわば労働組合で、ストライキなんて手段も使います。こうしたギルドは、競争を生み出さない一方で、ギルド内にいればしっかり保護され、技術も習得できます。
その後、こうしたギルドシステムは資本主義が登場すると取って代わられていきます。以上、ギルドの話でした。
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○都市の構造 |