光衛星間通信実験衛星「きらり」(OICETS)


○打ち上げ&運用期間データ

 打ち上げ日時:2005(平成17)年8月24日 6時10分 (日本標準時)
 打ち上げ場所:カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地
 打ち上げロケット:ドニエプルロケット
 運用停止年月日:2009(平成21)年9月24日

○大きさ・形状等

 質量:約2860kg
 大きさ:1.1m×0.78m×1.5m
 形状:展開型太陽電池パドルを有する箱型

○解説

 「きらり」は、数万キロメートルを隔てた衛星と衛星の間で、レーザ光を使った光通信(光衛星間通信)実験を行うための技術試験衛星です。最大で4万5000km離れた、欧州宇宙機関(ESA)の先端型データ中継技術衛星「アルテミス」(ARTEMIS)との間で、実証実験を行い、双方向光衛星間通信実験に成功。さらに、情報通信研究機構(NICT)と、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の光地上局との光通信実験にも成功。

 何が凄いのか解り難いかも知れませんが、これらを実現するためには、
 ・捕捉・・・入力レーザ光のビームを捉える
 ・追尾・・・入力レーザ光の角度を検出・制御する
 ・指向・・・相手衛星の位置の誤差などを計算に入れながらレーザ光を正確な位置に放射する
 の精度が高いことが必要でした。

 実験の成功は世界初のことで、光宇宙通信への技術確立に多大な貢献をしました。

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