裏辺研究所所長のちょっとだけ暴言・暴論 > 第18段棒

ネット上で、世の中の事象や歴史などを様々なことを解りやすく、詳しく紹介する裏辺所長。
そんな裏辺所長自身は何を考えているのか。世俗的なものから、政治・経済・歴史問題まで。
ちょっとだけ、裏辺所長が世の中をバッサリ切ります(なんて言いながら、切らないこともあります)

でも、裏辺所長の言うことを信じてはいけません。大切なのは、あなたがどう思うかです。

第18段   拉致被害者家族会への批判に思う(5月28日’04)

●どんなもんだろう?

 賛否両論というわけで、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会へはかなりの批判の電話やメールが送られているそうです。「もっと素直に首相に感謝し、5人が帰ってきたことを喜んだらどうだ」と言うのが多いそうで、一方家族会によると「まずは首相に感謝し、喜んだが報道されなかった」とのこと。

 今も昔もマスコミの怖いところは、ある一面だけ取り出してその前振り、もしくは終わりの方は一切触れず、自分たちの報道にもっとも都合の良い部分を取り出すことが多いことで、こう言うところから大きな誤解が生じることがあるという良い例だと思います。

 また、直接の当事者と関係のない人ではこの問題に対する評価が異なるのは当然のこと。救う会を批判する人の気持ちは解りますが、そこの点は理解しておくべきと思います。もしも自分がその立場になってみたら、何の罪もないのに国家によって自分たちの息子・娘が拉致され、さらに生死まで不明、ずっと救出を訴え続けてきたが政府からマスコミ、一般国民まで誰からも相手にしてもらえず、ようやく重い腰を上げた政府による2回目の交渉でも、地村さん・蓮池さん夫妻には子供が帰ってきたが、その他については全然進展無し。あげくに食糧支援に、(建前上、平壌宣言を守る限り)経済制裁はしないというオマケ付き。そりゃ、怒るってもんですよ。

 ところで食糧支援の方は、小麦・トウモロコシが主体になるそうです。よって25万トンにしては70億円相当と安いそうで(安いか?)、余っている備蓄米の処分・・・にはならなようです。かえって高いのでは?なお、これに医療支援10億円だそうです。

 こうなってしまえば支援しても良いですけど、とにかく少しでも多く一般庶民に行き渡ることを願うばかり。でも、この支援をサマワに投入した方が、本来はよっぽど効果があると思うんですけどねえ・・・。まあ、サマワに支援したところで拉致問題は全く解決しませんが。

 そして、今年はイラク邦人人質問題と言い、「今年は外交とは何か?」について色々と考えさせられますね。

 考えないで、単純に「イラクから自衛隊撤退しろ〜」とか、「ちょっとでも進展があってよかった。これだけでも満足するべきだ。」とお気楽に言っている人も多いですが・・・。そう言う単純な問題じゃないのに・・・。

 なお、これはあくまで私の意見ですからね。
 当然反論もあってしかるべきですし、むしろそうでなくては困りますんでご了承を。

棒

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