裏辺研究所所長のちょっとだけ暴言・暴論 > 第33段棒

ネット上で、世の中の事象や歴史などを様々なことを解りやすく、詳しく紹介する裏辺所長。
そんな裏辺所長自身は何を考えているのか。世俗的なものから、政治・経済・歴史問題まで。
ちょっとだけ、裏辺所長が世の中をバッサリ切ります(なんて言いながら、切らないこともあります)

でも、裏辺所長の言うことを信じてはいけません。大切なのは、あなたがどう思うかです。

第33段  大河ドラマ「新選組!」誉めたって良いじゃないか(12月12日’04)

●この答えは以下の通り?

 大河ドラマ「新選組!」が終わってしまった・・・。
 単純にドラマとしてみて、ここ最近の大河ドラマの中では一番面白かったのではないかと思います。ただ、新選組自体が「結束を守るため」なる内部粛清など、イマイチ現代人の、少なくとも私の感覚では理解できない点も多々あり・・・、まあやむを得ないところでしょうか。

 ところで、幾つか映画などで新選組があったものの、今まで本格的には取り上げられてこなかった分、かなりの反響があって、各地でゆかりの史跡がクローズアップされた反面、視聴率は不人気だった「武蔵」を多少上回った程度。これは、一番最初で近藤勇と坂本竜馬やヒュースケンが出会ってしまったことへの反発(これはやめた方がよかったと思う)、やはり大河ドラマの主視聴者層である年配層には、あまりに新選組そのものへのイメージが悪かったのでは?とおもいます。

 ともあれ、面白かったぞ三谷先生!
 史実と違うなんて批判もありますが、むしろ今までの大河ドラマより遥かに史実に忠実。だいたい、史実って何だよ。記録してあることが全てでは無かろう、捏造もたくさんあるでしょう、てなわけで、「新選組!」は大満足でございました。泣けてくるシーンも多数。まあ、各人の死に様が格好良すぎましたか。
 しかし、蝦夷共和国までやって欲しかったなあ。
 近藤勇の遺志を継いだ、土方歳三が最後に奮戦して死ぬことで、新選組への完全な幕引きという形をとって欲しかったです。これは不満でした。でも、主人公が近藤勇である以上仕方がない、のでしょうか。エンディングで「その後の隊士達」が紹介されていましたので、その時のカットでも良いから五稜郭+土方歳三のシーンを追加して欲しかったなあ。

 ちなみに最終話。
 不覚にも滝本捨助の最期に泣いてしまい、近藤勇の最期には特に何とも思わなかった所長でした。ともあれ、香取慎吾さん、予想を大きく裏切る素晴らしい演技、凄かったです。あんなに貫禄が出せる人物だったとは思いませんでしたよん。慎吾ママから考えると想像も出来ませんでした。また、香取慎吾さんに限らず、ベテランである佐藤浩一さん、西郷吉之助役の宇梶剛士さんはもちろん(若い頃の西郷は、あんな雰囲気だったみたいですね)、あまりブラウン管には登場しない、多数の実力派の舞台俳優の活躍も目立ちました。個人的には新見錦役の相島一之さん、清河八郎役の白井晃さんなんかが特に良い味を出していたと思います。

 昨今の大河ドラマはつまらない、もう見る気がない、と言う人も多いですけど、昔の記憶が美化されている場合も多い。
 史実だとか、言葉遣いが変だとか、一々あら探しをしないで見ましょうよ。
 逆に、大河ドラマを見たあとで「史実はこうだったんだ」と思われるのも困りますが・・・あくまで1つの解釈なのですから。

 さあ、次は「義経」。
 タッキーが主人公というのがちと気になりますが、音楽が岩代太郎なので少し楽しみです。でも、同じキャストで司馬遼太郎原作で、西南戦争まで描いた「飛ぶがごとく」をリメイクしてくれないかなあ・・・。
 

棒

△このページの一番上へ
→暴言・暴論トップページへ
→裏辺研究所トップページへ