
|
●閉店という文字はあまり見たくないですね |
大阪三越が今年5月で閉店し、何と310年の歴史の幕を閉じるとか。私は別に大阪三越を利用したことはないので、これと言った思い入れはないんですけど、310年と聞くと「うわあ、勿体ない〜」という気になります。まあ、商売の世界は厳しいですので仕方のないことでしょうか。今までお疲れ様でした。
それよりも、同じ三越ならば岡山県のJR倉敷駅前の三越の閉店のほうが個人的には驚きです。駅前の発展が何よりも好きな所長としては、倉敷市中心部の空洞化が懸念されるからです。
そう言えば、ダイエーも中四国地方から撤退。
JR岡山駅前のダイエーは、ダイエーはともかくとして中に入居している本屋が、おそらく岡山市内で一番品揃えが良いだけに、こちらが存続も気がかり。ダイエーと言えば既に各地の駅前にあった店舗をかなり整理していまして、ダイエー亡き後の商店街は軒並み衰退の一途をたどっています。もちろん、そのダイエーも老朽化が進んだ店舗ばかりだったので、残っていたからといって中心市街地の衰退化に歯止めはかけられなかったでしょうけどね。
まったく、イオンだかジャスコだかが、郊外にバカみたいに巨大店ばかり作って中心市街地が破壊されていくのを見るのは嘆かわしいです。とは言え、確かにジャスコは店の中歩いていて、スーパーにしては楽しい。郊外だから人気というわけではなく、もちろんあれだけ広い土地が確保できることが大きな影響を及ぼしているとは言え、店の作り方が非常に良いという、ここは見逃してはいけない点だと思います。
本来であれば、厳しいとは思いますが、これを打倒すべく各地方都市の商店街が結束し、魅力ある商品を共同で仕入れたり、さらに新規店舗の誘致なども行政と連携して積極的にやっていただきたいところ。駅前は街の顔。電車から降りたら、店が何もなかった、という現象がそこら中で見られますが、これでは「今日は○○に旅行に行ったが、非常に寂しく衰退している様子だった」ということでは、その市のイメージ全体が悪くなります。
|
●注目される取り組みもありますが |
個人的に注目しているのが、高松市の丸亀商店街。
なんと こんな感じに変わるそうです。ふむふむ、やればできるんです。
問題は、商店街は個人店主の集まりなので、どうしても「一致団結」が難しく、いざ再開発が検討されると、補助金任せや、他人任せになりがち。そもそも、自分がお金を負担する段階で反対に回るなど、なかなか先に進まないのが現状です。そもそも店主に老人も多いでしょうから、「この歳で・・・」と、新しいことにチャレンジする人も少ないんでしょう。そして、一軒、また一軒と店が撤退し、いつも何か商店街が事実上消滅。残っているのは携帯電話の店とサラ金の店ばかり。結果、若者はどんどん大都市に移住を始めていきます。
と、大阪三越の話とは全然関係なくなってら。
すんません、普段思っていることを思いついたままに書いてしまいました。ともあれ、色々な地方都市に住んできた人間としては、また駅前から集客力の多い大型店が消えるのか・・・と思うと悲しくなる次第なのです。機会があれば、それでも各地で進んでいる再開発の事例を紹介していきたいですね。