第66段 「初め」と「始め」の使い分け(8月17日’07)

●始めまして?

 年中、文章中で漢字変換ミスによる誤植を出しているので、あんまり偉そうな事は言えないのですが、しかしホームページを始めて、様々な人から掲示板への投稿、メールをもらう中で、どうしても気になるのが
「初め」「始め」
 の使い分け。

 初めてメールする所長とやらに対して、「始めまして」と書かれる人があまりにも多いのですが・・・。初め=First 始め=Start (動作など)、じゃないかと個人的には理解しているのですが、はて違ったのでしょうか。

 国語辞典を見ていると、「始め/初め」とまとめられているものもありますし、なんだか謎です。ただ、パソコンの漢字変換ソフトの1つであるIMEで変換するときに出る用例には


始め・・・(一般的)勉強を始める、試合を始める
 (動詞的)(物事に関して)仕事始め、始めの合図、国の始め
初め・・・(副詞的)(時間に関して)初めの日、初めうちは
となっています。あと、
創め・・・(新たに起こす)学校を創める、雑誌を創める
 というのもあるようで。こちら、(=始める)となっているので、さらにややこしい。

 漢字は使い分けが難しかったり、面倒だったりするものが多いですよね。ほかにも、「作る」「造る」「創る」、「聴く」「聞く」「訊く」の使い分けも。


 時代によって少しずつ用例が変化していくこともあるでしょうから、何が確実な正解ということも無いのでしょうけど、例えば漢字の読み方などでは、2chなどで誰かが面白く読んだ、ウソの読み方を、本当だと信じ込んでいる人もいるようで(例えば、既出・・・きしゅつ ○/がいしゅつ ×)、最近は漢字の使い方に異変が?と、ちょっと気になるこの頃です。


 いや、2ch用語も「なるほど、よく考えたな〜」と納得するのも多いのですが、冗談を冗談と思わなくなるとねえ・・・と、話がずれてしまいましたが、やはり初対面の人に「始めまして」は変ですよね?ね?ね? ・・・不安だなあ。


 以上、誤植大王からでした。


棒