第69段
鶏インフルエンザ対策は地方自治体の責任?(1月14日’08)
昨日のNHKスペシャルで、鶏インフルエンザの変異型が世界中の人間に大流行(パンデミック)する場合を想定した、現在の日本とアメリカの対応状況をやっていたのですが、見られました?
案の定、日本の場合はベッド数の圧倒的な不足、医師の不足(そもそも治療したがらない)、人工呼吸器の不足等が報じられていましたが、では国はどのように考えているのか? という問いかけについて、厚生労働省結核感染課のM企画調整官の回答には驚いた。
「医療体制の整備は、一義的には地方自治体の役割だが、自治体を通じて、国として助言を行いたい」
助言じゃないでしょう。パンデミックというのは、世界的に大流行することで、国を挙げての感染症対策が求められます。それは地方自治体の役割というのは、もはや官僚的というのを通り越して、完全に認識が誤っています。助言を行うとは、恐れ入りました。
実際にはもちろん、国としても色々考えているんだとは思いますけど、その前提の認識として「本来は地方自体の責任だよ」思われているのであれば、本末転倒です。