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第1回 魔導機ラクカトール概要

 元来は「海と空と大地の三重点」にある世界「ルーン=パイル」においてヴィクリート=ミルディン=アクアロードらが開発した「超凡庸魔導機械」。つまり戦闘から雑用(例:鉱山発掘、移動手段etc.)まで、様々な用途を睨んでの開発だった。動力源は「魔導式半永久機関」(詳しい機構は非公開)。全高21,4m。重量130,9t。材質は非公開(魔導物質の一種だとか)。

 基本設計の余裕がハンパで無く大きいのが特徴で、果てしない数のオプションがある。戦闘用のものは基本的な装備パーツや、簡単な改造の種類によって大きく25種類に分けられ、それぞれにギリシア文字のコードが与えられる。 あくまでも「基本的な装備パーツ」や、「簡単な改造」による差異なので、簡単に換装が可能。ただし、Δ(デルタ)、Ζ(ゼータ)、Ι(イオタ)、Ξ(クスィー)、Σ(シグマ)、Ω(オメガ)の6種類は特殊で、搭乗者のエレメントがそれぞれ水、光、火、土、風、闇に大きく突出しているとき機体そのものの形状が変化することによって発現する(搭乗者が2つ以上のエレメントに優れていて、かつその搭乗者がその強さをコントロール可能なとき、搭乗者の意思でそれぞれの換装が可能になることもある)。これらは特に「高魔導機」と呼ばれ、コードのギリシア文字も大文字となる。

 一体当たりの本体価格は日本円で540万円。また5分の1サイズで設計されたラクカトールJr(全高4,28m、重量1,05t。外部からのリモートコントロールにより操作する)という機体も存在しておりこちらは5万4千円。実際、換装用装備の方が高価である。生産コストのほとんどは製作担当魔術師の人件費が占めているらしい。また、Jrにもオリジナルと同様の換装用装備が存在する。オーダーメイドによりサイズはかなり自由に設定できるが、既製の生産ラインに乗ったものではなくなるため値段も高くなり、装備も特注品になるためオーダーメイドによる生産品はあまり無い。 次回はラクカトールαの説明から入ります。

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