裏辺研究所週刊?裏辺研究所 > 第15回
棒


 やっぱり2002年7月のある日のことである。「耳をすませば」の再放送に感動した裏辺研究所所長・裏辺金好は、そのネタについて盛り上がろうと特別顧問・村岡司浩を招いた。・・・ところが、なんと馬藤所員が盛り上がり・・、片桐所員も便乗し・・??。そんなわけで、ガンダムだけじゃない、ジブリでも盛り上がる裏辺研究所でした。さあ、『ネコの恩返し』見に行くぞ、諸君!!(上のトトロの画像 ジブリHPより)

1.この前の「耳をすませば」見た人!!
裏辺金好 突然ですが・・この前の「耳をすませば」見た人!!
村岡司浩  ワタシハミテナイーヨ、デモミタコトアルーネ。
片桐隼人  同上。
裏辺  実は、まろは、これで、2回目でおじゃる。 いやあ、よかったよ。
村岡  タシカサクシャハ、ヒイラギサーン(柊あおい)!ネコノオンガエシトオンナジネ!
裏辺  そうそう、今度の作品「ネコの恩返し」と同じ原作者ね。
村岡  ソウヨ、ウラーベ!
裏辺  主題歌のカントリーロード、今頃になって・・ですが、さっそく買ってしまいました。
村岡  カントリーロード!
片桐  ところで、我々の友人・松戸合氏から教えてもらたサイトです。ばかうけ
http://www.asahi-net.or.jp/~hn7y-mur/mimisuma/mimilink07link1.htm#book1
裏辺  ほほう。耳をすませば専用サイトの1コーナーですな(あ、無断リンクすいません)。なかなか、面白いね、このサイト・・。
片桐  でしょ。ところで、ジブリもついに猫耳ものですな。
馬藤炊爺  ・・・
裏辺  猫耳・・って、違う意味だよ。
片桐  ふふ〜ん、時代の流れですかねー。
裏辺  全然!!
村岡  OH!バトーサーン! バトーサーンハ、ジブリニツイテドウオモイマスデスカ?
馬藤  耳をすませばのことですか??
片桐  自分は、常々副主人公の天沢聖司のストイックぶりには疑問を抱いておりました。
裏辺  なるほど、聖司君は、偶然を装いながら、総てにおいて用意周到な上に、雫に近づいているというわけですな(詳しくは上記サイトを参照)。なかなかの悪役じゃないか。というか、そういった行動も、実はこの物語のテーマかもね。

2.ジブリで好きな作品は?
村岡  デ、ミナサーンニ、シツモンアルネ。 ジブリサクヒンデ、ナニガイチバンオモロカッタデスカ?
裏辺  ラピュタ
片桐  らぴゅたです。あとなうしか。
村岡  ホカノミナサマガタハ?
氷川雨水 同じくラピュタ!
馬藤  ジブリならラピュタです〜。 宮崎作品ならばナウシカの原作版が気になるところ
裏辺  嗚呼、昔、原作が何かに連載されていた。
村岡  あの二作品は、ジブリであって、ジブリにあらずです。
片桐  はて?
村岡  原作は壮大すぎますね。
馬藤  私の通っていた中学校には全作そろってましたぞ。
村岡  製作スタッフがまったく違いますよ!
馬藤  スタッフが?
村岡  そうです。とくにナウシカ。あれには、エヴァンゲリオンでおなじみの庵野さんも加わっています。
片桐  ほほう。
裏辺  なるほど。
村岡  それに、 あの二作品は あくまでアニメです。 映画としては、紅のブタが好きでした。
裏辺  面白かったらしいね。
片桐  自分も好きです。
馬藤  かっこいいとはこういうことさ
裏辺  主人公の声は、機動戦士ガンダム0083の、アナベル・ガトーの声の人だしね(大塚明夫)。
村岡  たしかに、同じでしたな。
馬藤  !!
村岡  飛べないブタは、ただのブタさ! でも、飛んでるのは、飛行機だし。。。
馬藤  人によっては、あまり好きでないらしいが・・・・(それにしても、が、ガトーと同じ!?)
片桐  そりゃ、豚が自力で飛んだら魔法です。
馬藤  魔法使ってますよ、豚になるのにね。
片桐  そうか。あ、もうそろそろ帰ります。その前に一発だけエロねたをおゆるしください。
裏辺  え、片桐さん、エロネタというのは?
片桐  ナウシカのスパッツってパッと見ノー○ンに見えるんですよ。 子供心にどっきどき。
裏辺  まあ
村岡  たしかに。。。
裏辺  宮崎アニメ一つで、そんなことを連想するとは・・。 しかし、耳をすませばのサイトもそうだけど、結構、解釈って面白いなあ。
片桐  たしかに。ほな、さいならー。
村岡  奥が深いですからね、ジブリは。

3.馬藤村岡、ナウシカを語る!!
村岡  ナウシカについて話しましょう。 実はナウシカは、人間ではなかったんですよね?
裏辺  たしか、そうだったような。。(記憶に残っていない)
馬藤  えいっ?・・・確かに今の人間ではないですね
村岡  作られた人類、です。
馬藤  あの時代の人間は、「正常な」世界に戻るまでに、住まわされている作られた人間 でしたね。
氷川  確か、そういうオチだったような。
村岡  あの作品には、色々な化け物が出てきましたが、実は、あれとおんなじなんですよね、もとは。
馬藤  王蟲と・・・ 腐海と大蟲も昔の人間に作られたものだったと言う設定です。
村岡  おうむではなく、 なんか出てきたでしょう、 変なばけものが。 ちなみに、巨神兵ではありませんよ。彼らは、地球の環境を元に戻すために、 創られたんですよね。
馬藤  そうでしたね。 ん〜と。神殿・・・、ヒドラ・・・、えっとえぅっと・・・
村岡  それです、 ヒドラです。 ヒドラは確か、失敗作みたいなやつらでしたね。
馬藤  失敗作・・・?
村岡  基本コンセプトは、 ナウシカといっしょですよあれは。 ナウシカみたいになりそこなったのが、 彼らです。
馬藤  でも、あの時代のほかの人間もおおかれすくなかれいっしょでは?
村岡  そうですな。 結局、環境を破壊していたしね。
馬藤  森の人、蟲飼い、ドルク・・。それとは別に、本当の人間の卵って言うのがありましたね
村岡  巨神兵をよみがえらせることにより。
村岡  おうむの神殿でしたっけ?
馬藤  巨神兵の名はオーマですが・・・、神殿の名はさて、・・・なんでしたかねえ・・・・。
村岡  おうむのかたまりみたいだったんで、あえてこう呼んで起きます。
馬藤  オウムの血と同じ地を持ってましたね。あの神殿。
村岡  オーマ、いいやつでしたね。
馬藤  映画と違って、原作では純粋にナウシカに従ってました
村岡  ママと言ってましたね。
馬藤  そうでしたね。ナウシカが名付け親でしたから・・。
村岡  最後にはナウシカを守るために死んでいきまし。僕が考えるに、宮崎駿は教育というものを、あそこで訴えたかったのでは?
馬藤  う〜ん。本当に意図したかは、わかりませんが、そういう思いを抱いていた可能性もありますね、十分。 オーマはいわば「利用されていた」状態でしたからね。
村岡  教育によって、人間はいかようにも生まれ変わるということを、伝えたかったのでは?残忍で破壊を好むものとして、インプットされて生まれた彼は、 最後には、ナウシカを守るという、「愛」にいきましたし。
馬藤  あ・・・、それは確かにいえる・・・。オーマは精神的に、成長していきましたし。
村岡  と、話がディープ過ぎますね、
村岡  所長が、黙りっぱなしですし。
馬藤  氷川さんも・・って、向こうで別の話していますね・・・。
村岡  僕は最近、 ナウシカを全巻集めたいという衝動に駆られていますが、 なかなかみつかりません。
馬藤  難しいですね。 八巻すべては・・・ (前述のとおり、私の出身中学校にそろっていましたが・・・)。
馬藤  地元の某書店にも何巻かありましたが・・・すべては・・・。

引き続き・・
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