4.夜の北京を歩く

 引き続いて夜の北京を歩きます。なお、昼の北京の様子はまた終わりの方で御紹介することになります。

鐘楼
 ライトアップされて美しい姿。

箭楼と正陽門
 王城正門の正陽門の前に立つ防御用の門と、その正陽門。元々両建物は壁で囲まれていましたが取り払われています。

旧前門東駅 駅舎
 保存された近代建築。

毛主席紀念堂
 1976年に死去した毛沢東の遺体を納めた記念廟。ムスタファさん曰く、内部にはレーニンのように防腐処理をされた毛沢東の遺体が横たわっており、立ち止まることを許されることなくそこを通り過ぎるよう促されます。しかしあまりに血色が良く蝋人形に違いないと噂されています、だそうです。見学可能ですが、内部写真撮影は禁止だそうです。そりゃそうか。

人民大会堂
 日本でいう国会議事堂。
 なお、ムスタファさんによるとメインの万人礼堂(1万人収容のホール=ここで全人代などが行われる)の他5000人収容の宴会場(=なんと企業のレセプションなどにも貸し出される)の他要人会見場もある複合政治施設で、大晦日の日は都市越え行事が行われていたらしく天安門広場は駐車場として使われており、一般人は広場内立ち入り禁止でした、とのこと。

中国国家博物館
 2008年に北京オリンピックまであと○○日の看板も設置。ちなみに、以前は歴史博物館と革命博物館に別れていましたが革命に関して公式見解を決めることが出来ず結局統合、近代史部分は未完成。歴史問題では日本に文句を言うだけでなく、内部でも大変のようですね。

天安門
 民主化弾圧、毛沢東の写真とスローガンでお馴染みの、言わずと知れたあの場所。元々は明代から清代にかけて皇宮であった紫禁城 (故宮)の正門跡です。毛沢東による中華人民共和国建国の宣言はここの楼上で行われています。

地下鉄天安門西駅ホーム
 ムスタファさん曰く、広告はニコンのデジカメのものなのですが日本企業の広告でも普通中国人タレントを起用することが多いのに、そのまま松嶋菜々子を起用していた点が珍しかった、そうです。ちなみに私は言われるまで松嶋菜々子とは気が付きませんでした。所詮、私の芸能界の知識はそんな程度です(笑)。

地下鉄建国門駅ホーム

地下鉄車内

北京駅 駅舎
 立派な建築である北京駅。ライトアップされさらに美しさが増しています。

北京駅切符売り場
 ムスタファさん曰く、「昔はここはものすごい人で、押し合いへし合いきっぷを買うのに1時間はかかったところでしたので、隔世の感があります。なお、今も昔も外人には専用の窓口が設けられています。」

中国経済センサスの広告
 何故か新幹線の車両が。親日として叩かれないのかが不安です(笑)。