○ヘッセン州:フランクフルト〜大聖堂とレーマー広場〜

 これはバルトロメウス大聖堂(単に、大聖堂と略される)という教会なのですが、結構世界的にも有名な建造物らしいです。 私はこの写真を撮った時、そんなに有名なものだとは全く知りませんでしたが。

 この写真もただ見ていて感動しそうなぐらい、素晴らしい見栄えの建造物だったので何となく撮っただけなんです。
 解説をしておきますと、9世紀の教会があった場所に、13世紀に建設されたもので、神聖ローマ帝国皇帝の選挙と、1562年以降は戴冠(たいかん)式も行われた政治的に重要な大聖堂。

 この大聖堂は、周りにこれ以上高い建造物がないせいか、遠くからでも見ることができるため、フランクフルトのランドマーク的な存在です。大聖堂の中は、日本にもあるような教会と同じような雰囲気です。ただ、とても広いです。大学の大教室ぐらいはあります。そしてたくさんの人が礼拝をしに来ます。

 さて、フランクフルトで昼飯を食べました。
 せっかくフランクフルトに来たのだからという安直な理由で、昼食はパンとソーセー ジのセットを食します。内心、いくら地元とはいえ観光地の普通の店で出されたソーセージが美味しいわけな いと思っていましたが、 意外といける味でした。それも見た目のわりに結構お腹にたまったし。

 *フランクフルト・・・正式にはフランクフルトアムマイン。中央ヨーロッパ最大の空港、欧州中央銀行や国際見本市があり、さらにハイデルベルクやライン川、ドイツメ街道、ロマンチック街道と、観光スポットへの起点として多くの観光客が訪れる都市でもある。また、文豪ゲーテの出身地。人口は約66万6600人(2001年)。

 これはレーマー広場からみた大聖堂です。何となく角度を変えて撮ってみました。特に深い意味はありません。
 この時の私は完全に大聖堂のあの素晴らしい姿にハマってました。

 ここはレーマー広場です。
 旧市庁舎の建物が並んでいます。ホント、メルヘンチックな風景で、驚きました。

 私は実際にその場に立った時、自分がどこかのテーマパークの「おとぎの国」のセットの中にでも入ってしまったのではないかと思ってしまいました。ホントこの広場だけ他の場所とは違った世界観なんです。

 ここでも観光客なら1枚は写真を撮ってしまいたくなるでしょう。

 この写真はフランクフルトを流れる大河、マイン川のほとりから大聖堂を撮ったものです。
 こういう風景を見ると私は、特に「外国に来たッ!」って感じるんですよ。

 この写真を撮った場所まで、私は地下鉄を使って来たわけですが、なんと地下鉄には改札口がないんです。もちろん切符はちゃんと売っていて、それを買わないと乗ってはいけないわけですが、買わないで乗ってもバレません。ただし、それを鉄道会社や警察の人に見つかったら軽い罰金を支払わなければならないそうです。

 実際私が切符売り場でどこまでの切符を買えばいいのか悪戦苦闘しているわきをたぶん地元の人が、フツーに何も買わずに駅に入ってくるのを見かけました。

 まあ定期か何かを持っていたのかもしれませんが、もしかしたらその人も無賃乗車したのかも…。

 これはマイン川に架かる橋の一つ。
 名前は確かアイゼルナー・シュテグ(鉄の橋)だったかな?歩行者用の橋です。 写真の右隅にはかろうじて大聖堂が写っています。 この写真を撮った場所はのすぐ後ろには幾つもの博物館・美術館が並んでいることか ら、 「博物館通り」なんて呼ばれているらしいです。私もその中の「映画博物館」を見てきました。

 内容は日本のどこぞの博物館と同じような、いたって普通なカンジでした。
 ちなみにその博物館通りと呼ばれているその道路、これがホントに恐い!

 道路はアスファルトではなく石畳なので、車ではガタガタして走りづらいと思うので すが、 そんなのお構いなしにあちらの方々はスピードをかなり出します。 市街地だっていうのに、結構なスピードで皆さん車を走らせていました。また博物館に行くために対岸から橋を渡ってくれば、 当然その道路を横切らなければならないわけですが、橋の近くに信号が無い!

 そのため道を横切るのがヒジョーに恐い! 私は横切る時に少し油断していたので、猛スピードで走ってきた車にクラクションを 鳴らされました。道路を横切るときは、車がまだ遠くにいるからといって油断せず、走って渡りましょ う!

 さあ、次はイギリス編です。