22.アンヴァリッドとオルセー美術館

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 そしてアンヴァリッド(オテル・デ・ザンヴァリッド、廃兵院)に到着。元々は1671年にルイ14世が傷病兵を看護する施設として建設が始まったもので、現在は一部が軍事博物館として使用。そして、何より有名なのが付属する教会でフランス皇帝ナポレオン1世が眠っていることです。

 非常に立派な入口。何というか、ロンドンとは違って「これでもか!」というぐらい権威主義的な建築が多いような気がします。はい、しっかりと圧倒されて感動しておりますが。

 半円アーチの入口上部。

 入口を守護するローマの兵士のような彫像。躍動感が凄いなあ。

 中庭の空間も凄いですね。

 大砲が並べられていましたので、1枚撮影。全部火を噴いたら恐ろしい・・・。

 中に入ることも出来るのですが・・・やはり時間の都合でカット。

 そして裏手に回ると、ドーム屋根などが金色に輝く教会があり、ここの地下墓所にナポレオンが眠っているそうです。

 いやはや、これも凄いものですな。


 中庭に戻ってみると、第1次世界大戦中に登場したルノー FT-17 軽戦車が保存されていました。まさか、黎明期のころの戦車を見ることが出来るとは思わず、これには感動です。

 それから18世紀末〜19世紀初頭のカノン砲も展示されていました。

 そしてブルボン宮殿の裏側を通り・・・。

 オルセー美術館にやってきました。

 壮麗な時計の周辺。

 このオルセー美術館は元々、1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道が建設したオルセー駅&ホテルでした。そして1986年より、現在の用途である19世紀美術専門の美術館として保存、活用されています。

 これといった意味はありませんが、近くの風景。え、オルセー美術館は通過するのかって?
 はい、時間がありませんので通過です。だいだい、博物館関係はイギリスで足が棒になるほど見ましたし・・・。