23.ルーブル美術館

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 オルセー美術館とセーヌ川を挟んで反対側にあるのが、ルーブル美術館。正月休みなので中には入れませんが、外観は堪能できます。

 とにかく巨大です。全体像を写真に収めることは不可能でした。それもそのはず、ルーブル美術館は元々、12世紀末に建造が開始されたパリの街を守護する要塞からスタートし、後にフランス王家のルーブル宮殿として改築と増築が重ねられていったものなのです。

 ルーヴル美術館の中庭にあるカルーゼル凱旋門。1806年から1808年にかけて造られた、ナポレオンの戦勝を記念した凱旋門です。

 裏側から撮影。

 ルーブル美術館の中央部を撮影。撮影していると、「俺、セネガルのマジシャン。」として、やたらとまとわり付いて来る人がいたのは辟易しました。観光客相手に芸を見せて、お金を取ろうとする人もいますので要注意です。それにしても、今は日本語で日本人を狙っていらっしゃいますが、近いうちに中国語で中国人狙いになっちゃうんでしょうねえ。

 ルーブル美術館の外観の様子。

 さすが、元々が宮殿ということもあって彫像の数が半端じゃありません。

 宮殿の外に出て1枚。この建物も何気なく撮影したものですが、よく見ると側面が凄い・・・。

 既に足が棒のようになっておりますが、まだ行きます。今度はパレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル駅から地下鉄1号線に乗り・・・。


 シャトレ駅で乗り換え、地下鉄4号線でシテ駅で下車。それにしても、古い車両が多い地下鉄です。古いだけならともかく、整備もあまり行き届いておらず、車内の落書きなどもひどい。ロンドンでも多少の落書きはありましたが、車内は綺麗ですし、まったく大違いです。ただ、ロンドンと違ってホームに自動販売機があり、ペットボトルの購入による水分補給や、おやつの購入で空腹の一時しのぎには役立ちました。

 今回の旅行で思い知ったのは、日本の鉄道は凄く快適だということ。普通電車のトイレだって、どんな旧型車両でも綺麗に清掃されていますし、ホーム上だって色々なものが買える。

 ただ、最近の電車のデザインはもう少しヨーロッパを見習っていただきたい・・・。