(15)12月30日:ナポリその2 卵城とヴェスヴィオ周遊鉄道

 続いてナポリ湾の海岸線沿い、有名なサンタ・ルチア地区を歩きます。遠くに見えるのは、ヴェスヴィオ山。ナポリから東へ約9kmのナポリ湾岸にある火山で、79年に大噴火を起こして、火砕流でポンペイを飲み込んだことで有名です。

 丘の上にはサンテルモ城と、国立サン・マルティーノ美術館が見えます。

 道中、イタリア王国の第2代国王ウンベルト1世の銅像が誇らしげに建っていました。

 このモニュメントは・・・なんでしょう?

 いかにもイタリア南部といった雰囲気の風光明媚な空間が広がります。

 こちらもまた素晴らしい雰囲気。

 空も海も綺麗です。う〜ん、サンタ・ルチア!!!

 続いて訪問したのが、卵城の愛称で親しまれるデッローヴォ城。海岸に突き出しているのが特徴的ですね。
 12世紀に、当時南イタリアを支配していたノルマン朝によって建てられたました。卵城の名前の由来は諸説ありますが、城が楕円形であるからとか、古代ローマの詩人ヴェルギリウスが、魔法をかけた卵を城内に埋めたからという伝説があるからだ、などと云われています。ちなみに、その卵が割れるとナポリに災いが起こるのだとか。

 さて、場内に入っていきましょう・・・と思いきや、早速初っ端から入り口を通過して脇に行ってしまいました。

 入り口に飾られていた絵は、1465年にアンジュー家に勝利してナポリに凱旋する、アラゴン家のフェルディナンド1世たちを描いたもの。

 そして卵城の内部を歩きますが、実に質実剛健。見事に要塞、といった感じです。

 さて、他にも大聖堂や、サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂及び、その地下に眠る古代ローマ時代の町並みなど、見るところはあるのですが、時間の都合で省略。

 タクシーでナポリ中央駅に戻ってしまいましたが、ポンペイ方向に行くにはナポリ中央駅ではダメ。日本で言えばJR新宿駅と西武新宿駅ぐらい距離が違う、私鉄ヴェスヴィオ周遊鉄道のナポリ駅に向かいます(上写真)。

 途中、道が非常に汚い・・・。ゴミだらけ、落書きだらけ・・・。

 駅前ではこんなLRTが運転されており、私と秩父路号所員のテンションはMax!
 およそ美しいとはいえないナポリ駅周辺で、白く美しく輝いておりました。

 では、ナポリ駅に入ります。ヴェスヴィオ周遊鉄道は、多くの車両の前面が赤く塗装されているのが特徴ですね。

 ナポリの落書きの多さは凄かったですが、電車への落書きも酷いものでした。日本でこんな電車が走れば、それだけで大ニュースとして扱われますが、こちらでは日常光景。


 いやはや、もう酷いものです・・・。鉄道会社側も、もはや綺麗にする気力も失せた、という雰囲気ですね。しかし、そうすると益々、落書きする人間につけ込まれるのですが・・・。


 こんな新型車両の導入も進んでいるようですが、いつまで美しさを保っていられるか。